ルネサンス文化が花開いたラファエロの故郷ウルビーノ
今回の旅の報告の最終回は、マルケ州内陸に位置してルネサンス文化が花開いた都市ウルビーノ。
フェデリーコ・ダ・モンテフェルトロの治世のもとで栄え、ラファエロが生まれた世界遺産の丘上都市だ。
平日ならば宿泊地のファーノから(しかも宿のすぐそばが始発)直通バスがあったけれど、あいにく休日だったのでペーザロ駅で鉄道からバスに乗り換えて1時間弱。ウルビーノのバスターミナルに到着した。
16年ぶりの訪問となったのだが、バスを降りたところで周囲の光景がまったく違っていることに驚いた。
バスターミナルの位置が、旧市街の西端から北端に移転したのだった。
斜面にできたショッピングモールの中をエレベーターで10階分垂直移動して、一気に旧市街の入口の一つ、サンタ・ルチア門の前に到着。
前回の経験から、バスを降りてから上り坂の連続を覚悟していただけに、門をくぐるとしばらくは下り坂。これには拍子抜けした。
とはいえ、周囲には地味な建物が続く。「ここが本当に世界遺産の町なの?」と不審がる妻。
5分ほど歩くと、ようやく中心部に近づいてきた。
町の中心部、賑やかなレプッブリカ(共和国)広場。
以前は、右奥に見える門の外にバスターミナルがあって(いまもバス停はあるらしい)、上り坂をひいこらいって中心までやってきたのだった。
ドゥカーレ宮を見学する前に、まずは軽く腹ごしらえ。
この日も9月下旬にしては暑かった。ドゥオーモ(右)とドゥカーレ宮の外観を眺めながら、昼間からテラスで飲むビールはうまい。
ドゥカーレ宮に2枚あるピエロ・デッラ・フランチェスカの作品のうちの1枚。スポットライト風に光が当てられていた。
この人の絵は、素人の私でもすぐにわかるほど特徴的。
そして、前回なぜか見損なったフェデリーコ・ダ・モンテフェルトロの書斎を無事に見ることができた。
驚くほど精巧な寄せ木細工で、だまし絵まである。上には世界の賢人たちの絵が飾られている。
町を歩いていても、一幅の絵画のような風景が目に飛び込んでくる
イタリアの丘上の町ではよく見かける風景だけど、やっぱりこの分かれ道がたまらない
夕日に照らされる旧市街。もう少し待てば真っ赤に色がつくはずだけど、バスの時間が迫っていた。

































































































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