セニガッリアで出会ったオタクの祭典
コリナルドからの帰り、アドリア海沿岸のセニガッリア Senigallia 駅に向かうバスをセニガッリア中心部に近いバス停で下車。
せっかくだから、セニガッリアの町をぶらぶらすることにした。
ちなみに、セニガッリアは知る人ぞ知る写真家マリオ・ジャコメッリが生涯暮らした町である。
これは行きに撮ったセニガッリア駅の正面。
この駅前からバスに乗るのだが、乗りたい時刻のバスだけが時刻表に書かれていない。
うろたえながら周囲でバス待ちをしている人に聞いたところ、「大丈夫、このあとで来る」と教えてくれた人がいた。
それでも、イタリアのことだから半信半疑だったが、無事にやってきた。
これは、コリナルドからセニガッリアに戻るバスの車窓から見た風景。
中心部には、とにかくだだっ広いガリバルディ広場があった。
だが、ひと気があまりなく、寂しい感じ。しかたがないので、ぶらぶらと駅に向かって歩いていった。
すると、駅近くにある城砦周辺ではコスプレをしているイタリア人の若者がうろうろしているではないか。
聞くと、Fumetti(フメッティ)祭りとのこと。つまり、マンガ祭りである。
あとで調べたところによると、正式名称は「ユートピア - ファンタジーフェスティバル」というらしい。毎年9月下旬に開かれているという。
コスプレをした青年たちがビールを飲んで歓談している様子が楽しそうだったので、「写真を撮っていい?」と聞いたところ……。
そのままの様子を撮りたかったのに、わざわざビールを友人に預けてポーズをとってくれました。
まあ、これはこれでサマになっている。バックの城砦がRPGの舞台のようでぴったり。
もう「マンガ」はイタリア語にもなっていて、本屋ではスヌーピーなどがある「フメッティ」コーナーとは別に、その3倍以上の面積で日本の「マンガ」(もちろんイタリア語版)専用コーナーが設けられているほど。
コスプレ、コスプレイもイタリア語になって、そのまま通じた!
男女問わず、オタクはみんな心根が優しい。
オタクっぽい男の子が、この女の子の写真を撮っているところに入って、一緒に撮らせてもらった。
こんな出し物もあった。本物の火を使った踊り。
はじまるまで、みんな真剣に練習をしていたっけ。これも背景の城砦がいい感じ。
ゴジラも捕獲(笑)日本語が書かれたTシャツはあちこちで見かけた。
ファンタジー祭りだから、こんなものもあった。
大きな音をたてて走るクラシックカーとカメラ目線の運転手。
マンガで日本語を覚えたという子も多かったし、もちろん最近のマンガやアニメについては私と比較にならないほど知識が豊富。
恐るべしソフトパワー。
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