地味だけど味わい深い町イゼルニア
イゼルニアは、モリーゼ州イゼルニア県の県都にして、州都カンポバッソとテルモリに次ぐ第3の都市……といっても人口2万人あまりの小さな町だ。
モリーゼ州を説明するときに、「存在しない」という揶揄するイタリア人がいるのだが、その3番目の都市に日本人が行くと言っても、「何をしに行くんだ」と返されるのはいたしかたない。
だが、モリーゼ州の山あいの村をめぐるには、ベースキャンプとしていい町でもあって、これが3回目の訪問だった。町のほどほどに寂れた様子は変わらないが、おいしいレストランがいくつかできていた。
また再訪することもあるだろう。
上の写真は、宿のアパートの窓から見たジョズエ・カルドゥッチ広場。ここが、旧市街の入口にあたる。
ジョズエ・カルドゥッチ広場の片隅にあるフラテルナ噴水。17世紀につくられたもので細工が美しい。
その後ろの左側が博物館になっており、第2次大戦のイゼルニア攻防戦やイゼルニア爆撃の資料を見ることができる。
夜のジョズエ・カルドゥッチ広場。ここではもっぱらビールと食前酒(アペリティーヴォ)を飲んだ。
出発日に開かれていた朝市。丘の尾根道に細長く続くマルチェッリ通りに沿って果てしなく続いていた。
今回は町の写真をあまり撮っていないいので、ここからは2016年に訪れたときの写真を。
マルチェッリ通りは、だらだらとした下り坂が1km以上つづき、沿道や路地には味わい深い建造物が並んでいる。
大聖堂(写真右)や市役所のそばに立つ「聖ペテロの門」は町のシンボル的な存在。ここから先、道はさらに狭くなり、本格的な歴史地区に入っていく。
新市街の駅近くにあった「ホテル・サヨナラ」。残念ながら、コロナ禍のころに閉業してしまったそうだ。
2026年に戻り、2泊したイゼルニアから出発。駅前の広場からFlix Busに乗って、アドリア海沿岸を目指す。
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