観光客であふれる崖上の共和国サンマリノへ
ファーノ起点の町歩き2日目の土曜日は、サンマリノ(サンマリーノ)共和国へ初訪問。
当初は翌日訪ねる予定だったけれど、日曜日は大混雑しそうな予感がして日程を変更した。
それでも、リミニ駅からサンマリノ中心部へ向かう直行バスは満員で、続行バスが運行されたほど。
山岳都市の親玉のような存在として訪れないわけにはいかない町だ。
周囲をイタリア領に囲まれた独立国で、第2次世界大戦時には中立国だった。
ユーロは使えるが、EUには加盟していないので車のナンバープレートは独自のものだった。
リミニから30分ほど走ると、サンマリノの岩山が見えてくる。
観光案内では岩山ばかりが取り上げられるが、そこはあくまでもサンマリノ市だけであって、周囲の平地もサンマリノ共和国の領内である。
バスは最後に急勾配のヘアピンカーブをいくつも曲がり、旧市街の入口にたどりつく。
上の写真は、バス停から5分ほど歩いた旧市街入口の門の一つ。
サンマリノの岩山には、崖の上に4つの塔が建っている。これで外敵の侵入を見張っていたわけだ。
4つなら全部めぐってみたくなるのが人情というもの。
観光客はみな同じようなことを考えていて、9月の厳しい日射しをまともに浴びつつ、ひいこら言いながら急な坂道を上り下りしていた。
これは何番目だったかの塔の上から北側を望んだ光景。左に共和国宮殿が小さく見える。
サンマリノの共和国宮殿(市庁舎)と広場。グッビオの宮殿とちょっと似ている。
この周辺は、観光客でぎっしり。
市庁舎の内部は自由に見学できる。これは、共和国の国会が開かれる部屋。
サンマリノ旧市街の中心部は、どこもかしこも坂だらけ。市庁舎の周辺には飲食店や土産物屋が建ち並んでいた。
最近のイタリアは、どこでも地元のクラフトビールを気軽に飲める店が増えて喜ばしい。
この日は暑かったので、生ハム・サラミの盛り合わせをつまみにクラフトビールを注文。左はサンマリノ国内でつくられているビール。右はマルケ州のビール。
サンマリノくんだりまで、忍者刀を土産に買う人がいるのか……と思って写真を撮ったのだが、店内ではいかにもオタクっぽい客と店の人とが会話をしていて、「マンガ、ジャッポーネ(日本)」という単語が聞こえてきた。
カタナ(katana)という単語はaで終わるから女性名刺と認識されているのか、複数形をカタネ(katane)としているのが笑える。
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