豪壮な屋敷が並ぶ農村集落・所子
[鳥取県西伯郡大山町所子]
御来屋(みくりや)から米子方面行きに乗って2駅目の大山口(だいせんぐち)で下車。
この日最後の訪問地、伝統的建造物群保存地区のある所子(ところご)へ。

御来屋駅とは打って変わってモダンな大山口駅で、上下の列車(キハ40系)が交換。。

駅から徒歩だと20分近く。蒸し暑いので1時間に1本ほど走っている日本交通のバスに乗車した。東京にあるタクシーで有名な日本交通(日交)とはまったくの別会社。
2つ目の所子入口で下車。バス停のある表通りから5分ほど歩くと、所子の集落に着く。

有力な家の一つ「美甘(みかも)家」は、庭が開放されていると書かれていたので入ってみた。コワモテの当主が母屋の前にドンと構えていたが、親切に出迎えてくれた。
門をくぐってすぐの庭も、苔がむして立派だと思ったが、主は中庭をぜひ見ていけという。実に見事な庭で、農家というより土豪だったのだろう。

この右のお宅が、なんと旧所子郵便局。当時は町の有力者が郵便局長をしていたのだろう。

これは、たばこの乾燥所だったという建物。

所子は、江戸時代以前から続く農村集落として伝統的建造物群保存地区に指定されている。

農村集落というけれど、「農村」というイメージからかけ離れた豪壮で風情ある家並みが印象的。
大山の雪解け水なのか、村のどこからでも聞こえる用水の水音も味わい深い。

右が村の最有力者の「門脇家」。左がたぶん分家の「東門脇家」、奥には「南門脇家」もある。
この風景は、もはや「農村集落」ではない。

門脇家の門はしっかり閉まっていたので、大きな茅葺きの建物は見えなかった。左奥にちらりと一部が写っている。

裏側から見た門脇家の巨大な茅葺き住宅。

帰りは大山を眺めながら大山口まで20分近く速歩き。
1時間に1本の列車になんとか間に合って、周囲が明るいうちに宿のある米子に帰り着いた。
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