渋谷で浦島太郎になる
この夏のはじめのころ、久しぶりに渋谷に降り立った。最近は年に1回来るか来ないかという程度。
来たとしても、南側にあるなじみのレストランに行くくらいだから、渋谷駅の周辺をぐるっと見わたすのは本当に久しぶりである。
大工事が進んでいるのは知っているし、ネットやテレビでその様子を見ることもある。
だから、ある程度はわかっていたが、とにかく大変なのが乗り換えである。いや、外に出るだけでも一苦労だった。
昔養った方向感覚がまったく役立たない。
出口や乗り換え口への通路が、1、2年前に来たときとも違う。目的地への最短距離をとったつもりが、ぐるりと遠回りをさせられてしまった。
周囲をきょろきょろしたかと思うと、案内板を凝視する。まるで、おのぼりさんか浦島太郎のような気分だ。
まあ、急ぐ用事ではないので、道に迷うことも楽しみの一つではある。
実は、今回の渋谷は、ホームページ本館の「東京 -昭和の記憶-」に「渋谷(宇田川町~松濤)」を追加するために訪れたもの。
残念ながら駅そのものの周囲は撮っていなかったのだが、駅の北東側は1970~80年代にわずかながら撮っていたのだった。
がらりと変わった渋谷のなかで、井の頭線から道玄坂に至るこのあたりは、昔ながらのごちゃごちゃした雰囲気が残っていた。店はすっかり変わっているけどね。
昔は何軒もパチンコ屋が並んでいたっけ。井の頭線の下には立ち食いの安いラーメン屋があって、学生時代にときどき利用したものだった。
















































































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