木綿街道の名残をとどめる雲州平田の町並み
[島根県出雲市平田町]
ちょっとした用件のついでに、6月末から7月初めまで、島根県東部から鳥取県西部にかけての地味な町々をめぐってきました。
しばらくお付き合いください。まずは、出雲市平田町から。
出雲大社や出雲市内でうろうろしているうちに、日が傾いてしまった。
宿泊地の松江に戻る前に、途中下車したのが雲州平田駅。駅の北側へ10分ほど歩いたあたりにあるのが木綿街道。木綿で栄えた昔の町並みが残っている地域と聞いて訪ねてみた。
上の写真は、豪商石橋家による本石橋邸。
これは、木綿街道の西側にある「来間屋」。伝統的な菓子である「生姜糖」で有名だという。
日が長い時期だからか、Googleマップによる営業時間をすでに過ぎていたが店は営業中。
昔ながらの店内が懐かしい雰囲気。妻は知人らへの土産に生姜糖などを買い込んでいた。
この周辺は宍道湖の干拓でできた土地だという。汽水であるため農耕にはあまり適さず、その代わりに木綿の栽培が盛んになったのだそうだ。
木綿街道は、その集積地として栄えた町並みである。
木綿街道の中央あたりには味わい深い建物がぎっしり。なまこ壁ファンにはたまらないこんな家も。
時が止まったような町で、時が止まったようなポスターが! 若き日の郷ひろみ。
失礼にも時が止まったような町と書いてしまったが、古い建物のあちこちがリフォームされて興味深い店がいくつもあった。
これはクラフトビールの醸造所。近くでは古民家の内部を改装したおしゃれなイタリアンがあって盛況だった。若い人が頑張っているのは頼もしい。
醤油蔵も複数あった。ここ「岡茂一郎商店」では醤油のテイスティングができるそうだ。残念ながらこの日の営業はすでに終わっていた。
川面に映る風景が美しい……と言いたいところだけど、風がないから夕方でも蒸し暑いのなんのって!
雲州平田駅には一畑電車の車庫がある。列車到着までのしばらくの間、のんびりと写真を撮ることにした。
中央奥の旧型車を使った運転体験のイベントもあるそうだ。
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