後醍醐天皇ゆかりの港町にして宿場町の御来屋
[鳥取県西伯郡大山町御来屋]
赤碕(あかさき)から山陰本線の普通列車米子行きに乗って4駅。降りたのは名和駅。
ここから隣駅の御来屋(みくりや)までの間に、山陰道(伯耆街道)の宿場であり港町でもある御来屋の町並みが続いている。

列車にはそこそこ乗客がいたけれど、名和駅で降りたのはまたしても私一人だった。

無人駅の名和駅の駅舎を出て踏切を渡る。踏切の向こうに連なる家並みを見て、なんとなく期待が高まる。

山陰道御来屋宿の町並み。この建物は酒造会社らしい。

酒の醸造所だったようだが、今は操業していないようで、つたに覆われていた。

古い建物をリフォームした喫茶店。残念ながらもう閉店時間だったようだ。

昔は宿屋だった建物か。家の前に後醍醐天皇上陸の石碑が立っている。漁港はこの家の裏すぐ

御来屋は、1333年に隠岐の島から脱出した後醍醐天皇がたどりついた港といわれる。
御来屋漁港にある「後醍醐天皇御腰掛けの石」は、天皇が一息ついて腰掛けた石とされる。その上に小さな祠が立っていた。

かつての山陰道はもっと山側を通っていたらしいが、江戸時代には海岸に沿った道がメインルートとなったそうだ。

御来屋駅に到着。名和と御来屋の駅間は、ここだけ1kmちょっと。都会並みに極端に短いのは、何か経緯があるのだろう。

御来屋駅は、山陰地方で現存する最古の駅舎とのこと。昔の窓口や運賃表なども、そのまま残されている。

やってきた米子行き普通列車は、名探偵コナンの登場人物がラッピングされた「まんが王国とっとり」車両。
これに乗って、この日最後の訪問地に向かう。
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