水戸街道 取手宿の残り香
利根川を渡る小堀(おおほり)の渡しに乗ったのは、6月2日の木曜日。
実は、その前の週にも出かけたのだが、なんと水曜日が渡し船の休業日であった。すでに地元の足ではなく、観光用であるからしかたない。
せっかく取手までやってきたのだからと、水戸街道の取手宿をぶらぶらすることにした。

上の写真は宿場とは関係なく、取手駅から旧水戸街道に向かう途中にあった看板建築の連続。
飲み屋が多かったが、この写真のように不動産屋もあった。

背後の小高い丘には長禅寺という臨済宗の寺がある。その丘の縁に、こんな建物が一皮分だけずらりと並んでいるわけだ。
もしかすると、この丘は古くは古墳だったのかもしれないと、勝手に想像をめぐらしてみる。
北関東には、意外に小規模な古墳が点在しており、その跡が寺や神社になっていたりする。

そして、旧水戸街道へ。この区間は常磐線とほぼ直角に走っており、現在の江戸川と並行している。
写真の左側の建物は奈良漬の「新六 本店」、右が「田中酒造店」。並んで建っているのだから、古くは親戚だったのかと、また勝手に想像をめぐらせてみる。
新六の建物の背後には蔵が並んでいた。

古い宿場の面影を残す建物としては、旧本陣が残っている。茅葺き屋根の立派な建物だが、内部の見学は金~日曜日だけとのこと。
上の写真は看板建築の商店なので、せいぜい昭和になってからの建築だが、それでもここでは古い建物になっていた。
おそらく、昭和の終わりごろまでは、この道沿いにこうした商家が並んでいたのだろう。

長禅寺の丘の周囲をぐるりとまわり、取手ブラタカシも終わろうとしていたところに目に入ってきたこの建物。
沖縄料理店だった。背後の林に建物が飲み込まれようとしているみたいだ。
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