長良川鉄道 美濃市駅
先週末は、岐阜県の美濃市へ。
名古屋からは、高速バスなら乗り換えなしだが、高山本線の特急「ひだ」に乗って美濃太田乗り換え、長良川鉄道を利用すれば、接続のいい便を選ぶと高速バスよりもかなり速い。
美濃市訪問は以前にも書いたことがあるが、今回も小坂酒造の蔵開き訪問をメインにした旅である。

美濃市の様子を紹介する前に、欠かせないのが長良川鉄道の美濃市駅である。
長良川鉄道は、かつて国鉄の越美南線(えつみなんせん)だったが、赤字ローカル線廃止の対象となってしまい、第三セクターの鉄道として再出発した。

越美というのは、越前と美濃を結ぶ路線という意味。
だが、岐阜側にある越美南線と、福井側にある越美北線はついにつながることはなく終わってしまった。
昔は、越美北線の終点である九頭竜湖と越美南線の終点である北濃を結ぶバスが通っていたが、いつのまにか廃止になってしまったようだ。

私は、1982年に福井駅から越美北線、バス、越美南線と乗り継いで、ここ美濃市駅で降りた……はずなのだが、記憶がかなりあやふやである。
なにしろ、例によって夜行続きの強行軍の旅だったもので、半分寝ている状態だったに違いない。

今の長良川鉄道は、もちろん車両も国鉄時代とはことなり、駅もずいぶん改良されている。
だが、ここ美濃市駅は昔のまま……だと思う。あまり記憶にないのだが。
木造のホームの出入口、改札口に続く通路、昔ながらの駅舎などなど、今ではどれも珍しい存在だ。
しかも、有人駅である。きちんと手入れされているところがよい。
そして、駅員さん(当然駅長さんだろうが)が出札口で発行してくれる切符は硬券だった!

美濃市といえば、1999年までは名鉄美濃町線が通じていた。
長良川鉄道の美濃市駅から、名鉄の美濃駅までは歩いて5分ほど。
1982年の旅では、ここで乗り換えたことになっている。
確かに、名鉄の駅舎はクラシックでいい雰囲気だったのは、かすかに記憶にあるが、あとは駅に停まっていた電車の写真を1枚撮っただけなのが残念である。

でも、廃止後もうれしいことに、駅舎が保存され、駅の跡には車両もきれいに保存されている。
左端の電車(旧・札幌市電→名鉄美濃町線)は、正面部分だけのカットなのだが、連接車のために車体が長すぎてホーム跡には収まらなかったのかもしれない。
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