京都・下京区新釜座町あたり(上)
先日は取材の仕事で関西をふらふら。
仕事の時間は、京都と尼崎でごくわずかなのだが、ついでとばかりに1泊してあちこちを散歩してきた。
まずは、日曜日昼過ぎに到着した京都。
最近は、京都に行っても、ごくごく普通の町歩きが楽しい。
素晴らしい観光名所を横目に見ながら、古めかしい商店街や裏通りの町家、年季の入ったビルなんかに引かれてしまうのだ。

まずは、わけあって阪急の西院駅で下車。地上に出ると、この写真のある西大路四条交差点である。
広い車道があるだけの交差点なのだが、夕刻の赤っぽい光のなかで、低層の駅ビルが味わい深い。
何年も経つと、ここにも何十階建てかの高層ビルができてしまうのか。

そのままバスで定宿に戻って一休みと思ったのだが、その前に、いつも気になっている路地を探検しようと思い立った。
それは、四条西洞院交差点から東に50mほど。商店で賑わう四条通に、昔ながらの町家の残る一角である。

路地の入口右側にある木造の家屋は郭巨山(かっきょやま)町会所とのこと。人は住んでいないようで、家の前に貼られたA4数枚の貼り紙には、その由緒ある町の歴史と祇園祭における山鉾について、詳しく記されていた。
路地の左側は新釜座町となるらしい。この細かな町割が京都らしくて楽しい。
東京もかつては八百八町あったというのに、今では平板な町名ばかりになってしまった。

50mほど進むと、右手に「神田明神」と染め抜かれた赤い幟が見えてきた。
「はて、京都に神田明神とは?」と思って中に入ると、そこは平将門の首が晒されたあとに建てられた明神さまだとのこと。小さな祠があるだけで、周囲は新しい整備されている。ここがパワースポットなる場所の一つであることは、東京に帰ってから知った。
お賽銭に大枚、いや大銭100円を投じたのだから、私にはかなりのパワーが宿ったに違いない。
(つづく)
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