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2025年2月の1件の記事

2025-02-08

高雄・橋頭糖廠で軌道跡を偲ぶ

高雄市を縦断する軽鉄道MRT(高雄捷運)の北側の終点岡山から3つ目、橋頭糖廠駅で下車すると、旧台湾製糖台湾糖業博物館がある。
ここでサトウキビ運搬鉄道に使われた車両が保存されているというので訪ねてみた。

高雄・橋頭糖業博物館

せいぜい数両の車両が狭い場所に飾られているかと思っていたのだが、現地に着いてビックリ!
現役時代さながらの雰囲気で、大量の車両が保存されていた。上の写真の奥に見えるのが製糖工場。

高雄・橋頭糖業博物館

広々とした構内のあちこちに車両が保存されている。
ちょっとぜいたくな土地の使い方だ。

高雄・橋頭糖業博物館

構内を歩きまわると、奥の方にも保存車両が。
雨ざらしのわりには、きれいな状態で保存されているのが驚く。

高雄・橋頭糖業博物館

南国らしい大きな木の下にもディーゼル機関車が保存されていて、現役時代の姿を彷彿とさせる。

高雄・橋頭糖業博物館

これは、当時のホームだろうか。そのままの状態で放置されているのがまたいい。

高雄・橋頭糖業博物館

ディーゼル機関車だけでも20両近く保存されているだろうか。
しかも、無料で見ることができるのだからたまらない。
ごくふつうの家族連れや旅行者も訪れていた。

高雄・橋頭糖業博物館 

人車が並んでいる線路の上には、高雄捷運(MRT)が日中8分おきに行き交っている。

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著書

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    果てしなきイタリア旅 (草思社)
  • 辞書には載っていない⁉ 日本語[ペンネーム](青春出版社)
  • 社会人に絶対必要な語彙力が身につく本[ペンネーム](だいわ文庫)
  • 『ようこそシベリア鉄道へ』(天夢人)
  • 『定点写真でめぐる東京と日本の町並み』(青春出版社)
  • 『日本懐かし駅舎大全』(辰巳出版)
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