高雄・橋頭糖廠で軌道跡を偲ぶ
高雄市を縦断する軽鉄道MRT(高雄捷運)の北側の終点岡山から3つ目、橋頭糖廠駅で下車すると、旧台湾製糖の台湾糖業博物館がある。
ここでサトウキビ運搬鉄道に使われた車両が保存されているというので訪ねてみた。
せいぜい数両の車両が狭い場所に飾られているかと思っていたのだが、現地に着いてビックリ!
現役時代さながらの雰囲気で、大量の車両が保存されていた。上の写真の奥に見えるのが製糖工場。
広々とした構内のあちこちに車両が保存されている。
ちょっとぜいたくな土地の使い方だ。
構内を歩きまわると、奥の方にも保存車両が。
雨ざらしのわりには、きれいな状態で保存されているのが驚く。
南国らしい大きな木の下にもディーゼル機関車が保存されていて、現役時代の姿を彷彿とさせる。
これは、当時のホームだろうか。そのままの状態で放置されているのがまたいい。
ディーゼル機関車だけでも20両近く保存されているだろうか。
しかも、無料で見ることができるのだからたまらない。
ごくふつうの家族連れや旅行者も訪れていた。
人車が並んでいる線路の上には、高雄捷運(MRT)が日中8分おきに行き交っている。
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