台湾 虎尾糖廠のサトウキビ運搬軌道(下)
町外れから30分ほど歩いて虎尾の市街地へ。広い道と交差する場所には踏切番が常駐している。
赤い幟は、「サトウキビ収穫シーズンになって、列車が走ります」というようなことが書いてある。
家の軒先を列車が走っていくのもまたよし。
いつやってくるか油断ができないので、踏切の鐘の音に耳を澄ましている必要がある。
さんざん歩いたので踏切横の甘味処でエネルギー補給。店員から「列車の撮影で来たのですか?」とスマホを通じて質問された。
そう、台湾人だけでなく、日本人のマニアがちょくちょくやってくるのだ。
町なかの踏切をゆくサトウキビ列車もまた味わい深し。
踏切番の人は大まかな通過時刻しかわかっていないらしく、直前になるとトランシーバーで連絡が入るようだ。
町の南側には旅客営業時代の虎尾駅が修復保存されていて、土産物屋になっていた。
ここでつくられているお菓子が美味! 当時の時刻表や路線図も貼り出されていた。
そろそろ帰ろうと思っていたところで、踏切の鐘の音がしてきたので、またもやダッシュで踏切へ。
さきほどとは反対側から撮影できた。サトウキビ満載の貨車が通りすぎていく。
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