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2024-02-13

明るく近代的に変身したバーリ駅

ルチェーラを朝に出て、列車でバーリ中央駅へ。バーリはプーリア州の州都で、ナポリ以南の本土では最大の町だ。
フォッジャから乗った列車は、この写真の電車ETR104、愛称「ポップ」(POP)である。

ETR104' POP

「ポップ」は、2010年代の終わりに登場したアルストム社製の3車体または4車体の連接車で、地方都市の近郊列車に使用されている。
同時代には、「ロック」も製造されて大都市近郊の幹線の普通列車に使われている。そちらは、日立製作所のグループ会社であるイタリア・日立レール社の車両だ。

ETR104' POP

カラーリングは、最近のイタリア国鉄の標準的なもの。正面のデザインはごついが、この色の使い方はいかにもイタリアだ。

バーリ中央駅

バーリ中央駅は、すっかりきれいになっていてびっくり。途中には、こんな吹き抜けもある。
以前は古めかしくて薄暗い駅だったが、明るく居心地のいい駅になった。

バーリ中央駅

バーリ中央駅からは、イタリア鉄道のほかにイタリア半島のかかとに向けて路線網を持つ南東鉄道(スドゥ・エスト鉄道)も走っている。
世界遺産の町アルベロベッロに向かう鉄道として観光客にもおなじみの路線だ。
以前は、イタリア国鉄お下がりの古いディーゼルカーやディーゼル機関車ばかりだったが、現在はイタリア鉄道の持ち株会社FSの傘下に入って体質改善を図り、何年か前にターラントまでの区間が電化された。このニュースには、私を含めて昔のこの鉄道を知る人びとは驚かされた。

近くまで撮りにいく余裕がなかったが、駅舎のそばから南東鉄道の車両を見たのが上の写真。車両は、ポーランド・ネワグ社製の最新型電車ETR322だ。3車体の連接車である。

メトロ・バーリ駅

南東鉄道のほかに、バーリからは内陸のマテーラ方面に向かうアップロ・ルカーネ鉄道、そしてバーリ空港やプーリア州北部に向かう北バーリ鉄道(トランヴィアーリア鉄道)も走っている。
この日、バーリ空港に到着するという妻の甥を迎えに、はじめて北バーリ鉄道に乗ることになった。

メトロ・バーリ駅

昔は1日に何本もないバスが走るだけの不便な空港だったが、今ではバーリ駅前広場の半地下からこんな電車が走っている。
もっとも、列車の運転間隔は約40分おきで、駅に着いたときは前の電車の発車直後。うんざりしながら発車を待つことになった。

 

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著書

  • 社会人に絶対必要な語彙力が身につく本[ペンネーム](だいわ文庫)
  • 『ようこそシベリア鉄道へ』(天夢人)
  • 『定点写真でめぐる東京と日本の町並み』(青春出版社)
  • 『日本懐かし駅舎大全』(辰巳出版)
  • 『鉄道黄金時代 1970s──ディスカバージャパン・メモリーズ』(日経BP社)
  • 『国鉄風景の30年―写真で比べる昭和と今』(技報堂出版)
  • 『全国フシギ乗り物ツアー』(山海堂)
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