明るい観光地となったバーリ旧市街
今回、バーリはちょっと下車をするだけ。これまでも何回か泊まったことがあるので、宿泊地は別の町にした。
バーリを紹介するときのお決まりのフレーズは、「昔の旧市街は治安が悪かったけれど、今はすっかりきれいになって観光客で賑わっている」というもの。アフターコロナで、この町もアルプスの北側から来たと思われるヨーロッパ人の観光客が闊歩していた。
バーリ旧市街の入口の一つ。アーチ型の入口の向こうにこぢんまりとした美しい旧市街が広がる。
旧市街の北側の海岸近くには、バーリの守護聖人である聖ニコラ(サンニコラ)を祀った聖ニコラ教会が建っている。
聖ニコラ教会の地下には、聖ニコラの聖遺物が収められている。聖ニコラは3~4世紀の神学者で、ラテン語にすると聖ニコラウス。サンタクロースのモデルになった人物でもある。
カメラを構えていたら、この子にじっと見つめられてしまった。
聖ニコラ教会の横にあるサングレゴリオ教会は、バーリでも古い教会とのこと。シンプルな幾何学的な造型が美しい。
バーリはナポリ以南のイタリア本土では最大の都市だけど、旧市街はせいぜい500m四方の大きさ。散歩にはちょうどいい。
上の写真は、旧市街を歩いていて出会った旧型のフィアット500(チンクエチェント)。まだまだ南イタリアではよく見かける。
これがバーリ旧市街の中心に建つ大聖堂(ドゥオーモ)
バーリの大聖堂は見る角度によって、さまざまな表情を見せる。これは裏側から撮ったもの。
バーリ旧市街の西側にある広場。旧市街には特別の許可がないと車が入れないので、この手前の駐車場には数多くの車が停まっている。
写真中央のアーチ型の入口の向こうが旧市街だ。
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