« 松山市内で乗り物三昧とぶらぶら散歩 | トップページ | 予讃線(海線)に乗って伊予長浜へ »

2023-08-08

豪壮な家並みが残る内子の町

松山に滞在中に向かったのは内子町である。日本における町並み保存の嚆矢ともいえる町で、私にとっては1980年に訪れていたく感動した町でもある。2019年には拙著『定点写真でめぐる東京と日本の町並み』(青春出版社)で新旧の対照写真を撮るために訪問したのだが、そのときは時間が限られていた。

1980年に訪れたときの写真は、拙サイト「道楽者の部屋 本館」→「懐かしい日本の町並み」のコーナーにある「内子(愛媛県)」のページでもご覧になれます。一部に新旧の定点比較写真があります。

内子座

木造の立派な芝居小屋「内子座」。1980年に訪れたときは町の商工会館だった。

内子座

きれいに復元された「内子座」の舞台。木蝋の製造などで栄えた当時の賑わいを偲ばせる。
今も歌舞伎をはじめとする演劇や演奏会などが催されているようだ。

本芳我家

坂の上にある重要文化財が続く八日市の町並み。中央は、木蝋でうるおった芳我家の本家にあたる本芳我家の蔵。その向こうが母屋。細部まで金がかかっていることがわかる。

蔵

資料館になっている旧商家から、通りの反対側に建つ蔵を眺める。

上芳我家

分家にあたる上芳我家はきれいに修復されて、内部が木蝋資料館となっていた。昔撮った写真を見せると「わー、きれいになる前だ!」といって喜んでくれた。

上芳我家のカフェ

上芳我家の蔵を改装したカフェで、浅煎りのおいしいコーヒーをすする。

森文旭館

映画館だった「森文旭館」。これも登録有形文化財だ。

« 松山市内で乗り物三昧とぶらぶら散歩 | トップページ | 予讃線(海線)に乗って伊予長浜へ »

ニッポンぶらぶら歩き(東京、沖縄以外)」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 松山市内で乗り物三昧とぶらぶら散歩 | トップページ | 予讃線(海線)に乗って伊予長浜へ »

著書

  • 辞書には載っていない⁉ 日本語[ペンネーム](青春出版社)
  • 社会人に絶対必要な語彙力が身につく本[ペンネーム](だいわ文庫)
  • 『ようこそシベリア鉄道へ』(天夢人)
  • 『定点写真でめぐる東京と日本の町並み』(青春出版社)
  • 『日本懐かし駅舎大全』(辰巳出版)
  • 『鉄道黄金時代 1970s──ディスカバージャパン・メモリーズ』(日経BP社)
  • 『国鉄風景の30年―写真で比べる昭和と今』(技報堂出版)
  • 『全国フシギ乗り物ツアー』(山海堂)
無料ブログはココログ

.