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2023年8月の4件の記事

2023-08-27

夕刻に訪れた伊予長浜 瑞龍寺

ながながと続いてきた2022年春の四国の旅は、やっと最終回。伊予長浜の町をぶらぶらしているうちに、日が傾いてきた。

瑞龍寺

肱川の対岸にある瑞龍寺でしばし休息。全然知らなかったのだが、映画「世界の中心で、愛を叫ぶ」のロケ地だったそうで、一時はたくさんの観光客が訪れたのだという。境内の鐘楼の横には、牛の石像とお釈迦様の涅槃像(牛の左側)があった。

瑞龍寺

瑞龍寺の山門で出迎えてくれたのは、素朴でユーモラスな仁王像だった。

瑞龍寺

これも牛の像だろうか。エジプトの壁画に描かれていて不思議ではない。

伊予長浜駅

海岸で日没を愛でたのちは、肱川を渡って伊予長浜駅に戻る。

伊予長浜駅

2時間に1本の予讃線(海線)の列車で松山へ戻ったのであった。

2023-08-14

予讃線(海線)に乗って伊予長浜へ

2022年5月の四国旅行を長々と書いてきた紀行も大詰め。最終日の午後は松山からどこに出かけようかと考えて、決めたのが予讃線の旧線(海線)だ。海線といえば、下灘駅が「海に一番近い駅」として一躍有名になったため、連休の最中は人でごったがえしていると考えて(事実そうだった)、その先の伊予長浜(大洲市長浜)へ向かった。

伊予長浜駅

そこそこ古い町並みがあるようなので、夕日を眺めがてらのんびりしようという目算であった。
1両のディーゼルカーに乗って伊予長浜駅に到着。

伊予長浜駅

そのまま町歩きに出ようとしていたら、地元の人らしきおじさんが、「もうすぐ『伊予灘ものがたり』がくるよ」と教えてくれた。松山と八幡浜を海線経由で結んでいる観光列車である。カメラを出して車両を写していたのだから、親切にも教えてくれたのだ。丁重に礼をいい、順光で「伊予灘ものがたり」を撮った。

伊予長浜の町並み

古い町並みは、駅から5分ほど歩いたところにある。さっそく味わい深い商家を発見した。残念ながら閉まっているが、四つ角にあわせてコーナーを削る形になっている。

伊予長浜の町並み

さらに進むと、スーパーの正面に食堂も発見。この日は閉まっていたが、普段は営業しているようだ。最近はこうした町の食堂がめっきり少なくなってしまった。

長浜大橋

町外れに流れるのが肱川。冬の朝、上流から川面を伝って流れてくる「肱川あらし」が有名だ。
川をわたる開閉橋の長浜大橋は、なんと塗装中だった。まあ肝心の中央部が見えたからいいか。そして、橋を渡って対岸へ。


2023-08-08

豪壮な家並みが残る内子の町

松山に滞在中に向かったのは内子町である。日本における町並み保存の嚆矢ともいえる町で、私にとっては1980年に訪れていたく感動した町でもある。2019年には拙著『定点写真でめぐる東京と日本の町並み』(青春出版社)で新旧の対照写真を撮るために訪問したのだが、そのときは時間が限られていた。

1980年に訪れたときの写真は、拙サイト「道楽者の部屋 本館」→「懐かしい日本の町並み」のコーナーにある「内子(愛媛県)」のページでもご覧になれます。一部に新旧の定点比較写真があります。

内子座

木造の立派な芝居小屋「内子座」。1980年に訪れたときは町の商工会館だった。

内子座

きれいに復元された「内子座」の舞台。木蝋の製造などで栄えた当時の賑わいを偲ばせる。
今も歌舞伎をはじめとする演劇や演奏会などが催されているようだ。

本芳我家

坂の上にある重要文化財が続く八日市の町並み。中央は、木蝋でうるおった芳我家の本家にあたる本芳我家の蔵。その向こうが母屋。細部まで金がかかっていることがわかる。

蔵

資料館になっている旧商家から、通りの反対側に建つ蔵を眺める。

上芳我家

分家にあたる上芳我家はきれいに修復されて、内部が木蝋資料館となっていた。昔撮った写真を見せると「わー、きれいになる前だ!」といって喜んでくれた。

上芳我家のカフェ

上芳我家の蔵を改装したカフェで、浅煎りのおいしいコーヒーをすする。

森文旭館

映画館だった「森文旭館」。これも登録有形文化財だ。

2023-08-03

松山市内で乗り物三昧とぶらぶら散歩

2022年春の四国の旅は、最後の宿泊地である松山に到着。松山では知人との飲み食いに終始した印象があるが、それでも昼間は元気に乗り物三昧とぶらぶら散歩を堪能した。

JR松山駅

八幡浜から乗った列車は、アンパンマンが描かれたディーゼル特急「宇和海」。松山駅は1番線に到着するが、ここの名物は特急が顔を突き合わせて停車すること。おかげで乗り換えは大変便利だ。

230730g

松山駅は昔ながらの有人集札口が味わい深い。駅の改修が予定されているので、それまではこのままでいくのだろう。
一方で掲示板の液晶は新しいものらしく、シャッタースピードが速くてもきれいに写るのは気持ちがいい。

JR松山駅

30年以上前に初めて松山を訪れたときと、ほとんど変わっていない松山駅の駅舎。高架化工事が進行中で、この駅舎もあとわずかである。
この右手のバス乗り場からは、高知や岡山に向かうバスも発車する。

230730h

そして、松山に来るとどうしても撮ってしまう伊予鉄道の鉄道線と軌道線の平面交差。JR松山駅から1停留所のところにある大手町である。平面交差なんて、昔は珍しくなかったけれど。

銀天街

ぶらぶら歩いて伊予鉄道の松山市駅へ。繁華街は、JR松山駅ではなくて松山市駅の周辺に広がっている。
上の写真は、松山市駅か続く銀天街。同じ名前の商店街は各地にあるが、要するにアーケード街である。このあたりは、栄えているのか寂れているのか微妙な感じ。

松山市内線

そして、松山市のまさに中心部である大街道をゆく市内線。旧型の電車がまだ走っていた。

松山市内線

大街道で路面電車を待っていたら、反対側の線路を「坊っちゃん列車」がやってきたので、あわててカメラを出してシャッターを切った。通常運賃180円に対して、「坊っちゃん列車」は1300円! 以前はもっと安く乗れたのだが……。
明治時代のマッチ箱客車を忠実に再現した客車は、現代人には狭苦しくて乗り心地も悪い。見て楽しむほうがいいかも。

道後温泉

180円払って普通の電車で道後温泉へやってきたが、本館は修復中だった。入浴はできるようだが、連休中とあって待ち時間がかなりかかるとのことで断念。周囲をぶらぶら歩いて戻ることにした。

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著書

  • 社会人に絶対必要な語彙力が身につく本[ペンネーム](だいわ文庫)
  • 『ようこそシベリア鉄道へ』(天夢人)
  • 『定点写真でめぐる東京と日本の町並み』(青春出版社)
  • 『日本懐かし駅舎大全』(辰巳出版)
  • 『鉄道黄金時代 1970s──ディスカバージャパン・メモリーズ』(日経BP社)
  • 『国鉄風景の30年―写真で比べる昭和と今』(技報堂出版)
  • 『全国フシギ乗り物ツアー』(山海堂)
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