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2023-07-18

八幡浜の中心部をぶらぶら

予土線に乗って宇和島を経由してやってきたのは八幡浜である。宿泊地の松山に向かう途中で下車することにした。

JR八幡浜駅

予讃線の八幡浜駅は、クラシックな外観の駅舎だった。おそらく、国鉄時代に建てられたのだろう。外観は改修されているのだろうが、昔ながらの好ましい姿である。今どきにしては駅前には多くのタクシーが停まっており、佐田岬方面へのバス便もあった。岬の突端まで乗っていきたい衝動を押さえて、町歩きを開始する。

大正湯

町の中心部までは歩いて20分ほど。途中の町並みは、とくに古いわけではないが、いわゆる昭和レトロという雰囲気の民家や商家を見ることができた。
ほとんどがくすんだ色の建物なのだが、これはそのなかでも緑色が鮮やかな大正湯である。ストリートビューを見ると、2015年から2018年の間に塗り直したようだ。名前の通り公衆浴場だが、宿泊もできるらしい。

レンガ通り

八幡浜の中心部に続くレンガ通り。レンガ塀でもあるのかと思ったら、敷石がレンガだからのようだ。写真の手前側には新町銀座のアーケード街が続き、左側には地名の起源になった八幡神社がある。

八幡浜の商店街

新町銀座の商店街は、ご多分にもれず今一つ活気に欠けてシャッターの閉まった店舗も多かったが、さりとて寂れきったわけでもなく、精一杯盛り上げてようという意気もあちこちに感じられた。
これは学生服の店か、巨大な男女の学生服が吊り下げられていた。

八幡浜の町並み

新町銀座から一歩裏通りに入るとこんな味わいのある家並みも。かつては料亭だったのだろうか。

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著書

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  • 社会人に絶対必要な語彙力が身につく本[ペンネーム](だいわ文庫)
  • 『ようこそシベリア鉄道へ』(天夢人)
  • 『定点写真でめぐる東京と日本の町並み』(青春出版社)
  • 『日本懐かし駅舎大全』(辰巳出版)
  • 『鉄道黄金時代 1970s──ディスカバージャパン・メモリーズ』(日経BP社)
  • 『国鉄風景の30年―写真で比べる昭和と今』(技報堂出版)
  • 『全国フシギ乗り物ツアー』(山海堂)
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