伊野の町で下車
名越屋沈下橋で1時間ほど滞在した帰りは、高知駅に戻る路線バスに乗車。でも、まっすぐ帰るのは芸がないので、伊野で下車した。
伊野は高知市内から路面電車に乗って何度か訪れたことはあるが、市内をゆっくり歩いたことがなかった。
伊野には土讃線の駅があり、町外れには仁淀川を渡る橋がある。当日は連休とあって、河川敷はいろいろな行事で賑やかだったが、わざわざ列車写真を撮っている人はいなかった。半逆光だけど、まあまあ雰囲気のある写真になった。
伊野の中心部を歩いていると、そこそこ古い町並みが残っている。この商家は「ひまわり牛乳」の看板がいい。
これは白漆喰の立派な蔵造りの商家。前の写真もそうだが、裾部分の正方形のなまこ壁が目立つ。
ほかにも味わい深い家並みをいろいろと見ることができたが、とくに保存対象になっているわけではなさそうなので、いつまで残るのだろうか。
そして、いつものようにとさでん交通の伊野終点へ。「いの」とひらがなで書かれた方向板は健在。
この駅舎は古そうに見えるが、実は比較的最近になって建て替えられたもの。最初に来たときは、もっと粗末な掘っ建て小屋だった。
伊野から路面電車に乗って帰ってもよかったのだが時間がかかる。妻が行きたいところがあるというので土讃線を利用。
ぜいたくに特急に乗車した。もっとも、自由席特急券はたいした値段ではない。
伊野を出ると、次は終点高知駅である。
« 高知市内から名越屋沈下橋へ | トップページ | はりまや橋と高知県立牧野植物園 »
「ニッポンぶらぶら歩き(東京、沖縄以外)」カテゴリの記事
- 高島屋史料館の「ジャッカ・ドフニ」展とゲンダーヌさんの思い出(2024.08.24)
- 夕刻に訪れた伊予長浜 瑞龍寺(2023.08.27)
- 予讃線(海線)に乗って伊予長浜へ(2023.08.14)
- 豪壮な家並みが残る内子の町(2023.08.08)
- 松山市内で乗り物三昧とぶらぶら散歩(2023.08.03)
「鉄道、乗り物」カテゴリの記事
- 夕暮れのロッサーノ・カラブロ(2024.08.26)
- 800体のしゃれこうべが眠る平和な保養地オートラント(2024.05.12)
- 尖塔そびえる静かな田舎町ソレート(2024.04.30)
- 陽光ふりそそぐガッリーポリ(2024.04.29)
- 明るく近代的に変身したバーリ駅(2024.02.13)
コメント