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2023-03-09

有馬温泉の町並み

ガイドブックやネットの情報も見ないでぶらぶら歩きをするのは久しぶりだ。
神戸電鉄の有馬温泉駅を出て、まずは温泉街に向かっていった。
最初のうちは車道沿いにある古い建物を見て感心していたのだが、案内の看板を見ていると、どうやら湯本坂と呼ばれる有馬本街道が町歩きの中心のようである。素直に看板の矢印に従って進んでいった。

有馬温泉

道を湯本坂に折れて、まず目に入ったのがこの「佃煮の大黒屋」である。
「松茸昆布」がいかにもご飯に合いそうだ。

有馬温泉

さらに進むと、この「炭酸煎餅本家 三津森本舗」があった。ここに来るまでも炭酸煎餅の店を何軒も見かけたのだが、ここが歴史ある店らしい。そういえば昔、祖父母の家に行くと、誰かの手土産の炭酸煎餅がよく置かれていたものだった。子どもだから、何枚でも食べられてしまう。そこをぐっと我慢して数枚でとどめには、かなりの自制心が必要だった。

有馬温泉

今になって思うに、炭酸煎餅を持ってきたのは叔父の奥さんだったに違いない。兵庫県尼崎出身なので、実家に帰るたびに買ってきたのではないかと想像する。今だったら誰に気兼ねすることなく炭酸煎餅が食べられるので、一袋買って帰った。
そして上の写真は「松茸昆布 川上商店」。狭い道にこうした店が軒を連ねていて、なかなか楽しめた。

有馬温泉

中心街から外れた温泉寺にお参りをして、門前の階段を降りたところにあったのがこの建物。
「ホテル花小宿」と書かれていたが、旧家を改装したホテルなのだろうと勝手に想像する。看板が横文字で書かれていたので、いわゆるインバウンドを意識しているのだろう。日本の旧家は私にとっても寸法が小さいので、頭をぶつけることがよくある。外国人は大丈夫なのかと余計な心配をしてしまった。

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著書

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  • 『ようこそシベリア鉄道へ』(天夢人)
  • 『定点写真でめぐる東京と日本の町並み』(青春出版社)
  • 『日本懐かし駅舎大全』(辰巳出版)
  • 『鉄道黄金時代 1970s──ディスカバージャパン・メモリーズ』(日経BP社)
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