西表島 路線バスで村めぐり(1)白浜
ここ2、3年の旅の棚卸しシリーズ。今回からは、2021年11月に訪れた西表島の旅から。
西表島で3泊したのは、道路が途切れる西の果てにある白浜という集落。
毎日ダイビングに行く家人を見送って、路線バスで島内の村をめぐることにした。
これが、「日本最西端のバス停」と書かれている西表島交通の白浜終点。
もっとも、ここより西に位置する与那国島にもバスはある。ただ、そちらは町営の無料サービスだから例外としているのかもしれない。
バス停からさらに道の先に向かうと、食料と酒の調達に活用した屋良商店がある。
このときは、店先でお孫さんたちが遊んでいた。
そして、車道が果てるところに白浜小学校が位置する。宿はこの隣にあるので、毎朝この学校のスピーカーから流される音楽で起こされた。
さらに狭い道を進んでいくと、家並みが途切れてこんな風景が広がる。
白浜は、素朴とかのどかという手垢のついた言葉では言いつくせない魅力的な場所だった。
さて、翌朝はバスではなく船を利用。隣の船浮(ふなうき)集落へは道路が通じていないので、船で行くしかない。港はバス停そばにある。
船浮の存在を知ったのは1993年のこと。西表島を訪れて東京に帰ってきてからのことだった。
「知っていたら足を延ばして行くんだった!」
そう思ってもあとの祭り。今回はその約30年ぶりのリベンジだった。
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