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2022-12-15

肥前大浦駅と在来線特急かもめ

西九州新幹線開通前日の長崎本線の様子である。
最初の予定では、肥前鹿島8時36分発の肥前大浦行き普通列車に乗るつもりだったが、遅くなればなるほど撮影に来る人が増えるのではないかと思い、早起きして7時44分発の長崎行き普通列車で行くことにした。

里信号場

この区間は普通列車よりも特急のほうが多く走っており、しばしば追い抜きや交換で長時間停車をする。
上の写真は、多良駅と肥前大浦駅の間にある里信号場での特急かもめとの交換を、車内から撮ったもの。

肥前大浦駅

普通列車には、撮影に来たらしき人がそこそこ乗っていたが、肥前大浦駅で降りたのは私を含めて3人だった。
肥前大浦を発着する列車は、9時台の長崎方面の次は14時台までない。これは西九州新幹線改行後も変わっていない。
その間に、この付近に到達するには肥前鹿島バスセンターから出る竹崎港行きのバスに乗るしかない。

大浦の町

目指すは、肥前大浦駅の北側にある「亀の浦」。海岸沿いを列車が走る区間である。
亀の浦までは駅から歩いて10分ほどだが、その途中で目立つのがこの看板。潜水具などを製造している川武潜水興業の大浦営業所だ。
大浦は「もぐり発祥の地」らしい。ここでいう「もぐり」とは、タイラギ漁など、ヘルメット式の潜水服を使う漁法のことらしい。

特急かもめ

多良~肥前大浦付近は、長崎本線で通るたびに車窓の素晴らしさに感激していたが、降りて写真を撮る機会がなかった。
ようやく実現したのは、2022年2月の九州旅行のついでに立ち寄ったときのこと。だが、午後に訪れたものだから、海から写真を撮ると逆光になってしまった。
いつかは午前中に訪れて撮ろうと思っていたのだが、西九州新幹線が開業すると肥前鹿島以西には特急が走らなくなる。なんとか都合をつけてやってきたのが、開通前日になったというわけだ。
もちろん、この場所を狙っていた人はほかにもいて、全部で10人くらいがカメラをもって列車を待っていただろうか。
とはいえ広い場所なので、お互いに邪魔にならずに済んだのは喜ばしい。

特急かもめ

上の写真は、2月に来たときに撮ったもの。山側が順光になっている。
海側からも撮ったのだが、半逆光なのでやはりいま一つ。山側から撮れないかと場所を探しているうちに、こんな中途半端なアングルになってしまった。

祐徳バス

そうして特急と普通列車を何本か撮ったのちに、次の撮影場所にバスで移動する。

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  • 『定点写真でめぐる東京と日本の町並み』(青春出版社)
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