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2022-11-20

酵母が香る長岡市摂田屋の町並み(1)

新型コロナのおかげで海外に出ないこと3年間。
その間、コロナ流行の合間を縫って日本の各地をめぐっていました。
メインテーマは町並み。鉄道、路線バスを駆使したうえで、ひらすら歩いてぶらぶらと徘徊した記録を残しておきます。

旧・機那サフラン酒本舗

まずは、2022年11月、行ってきたばかりの新潟県中越・下越2泊3日の旅から。
最初に下車したのは、長岡の1つ手前の宮内駅。鉄道マニアには、上越線の書類上の終点としてのみ知られている駅だが、徒歩10分の摂田屋(せったや)地区は、酒蔵と味噌蔵と醤油蔵が何軒も集中している「発酵の町」。

旧・機那サフラン酒本舗の蔵

第一の目標は、この旧・機那サフラン酒本舗。
創業者にして産業王と呼ばれた吉澤仁太郎が建てたこの蔵は、カラフルで見事な鏝絵(こてえ)たっぷり。
前から見ても横から見ても、装飾が目を見張る。

サフラン酒

庭園が工事中とのことで見られなかったのは残念だが、敷地にはほかにも蔵があったり、売店があったりと楽しめた。
やはり、吉澤仁太郎が巨万の富を築くきっかけとなった「サフラン酒」は外せない。
薬草をつけこんだリキュールで、ほどよい甘みと苦みがくせになりそう。
食前酒としておすすめ。

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著書

  • 社会人に絶対必要な語彙力が身につく本[ペンネーム](だいわ文庫)
  • 『ようこそシベリア鉄道へ』(天夢人)
  • 『定点写真でめぐる東京と日本の町並み』(青春出版社)
  • 『日本懐かし駅舎大全』(辰巳出版)
  • 『鉄道黄金時代 1970s──ディスカバージャパン・メモリーズ』(日経BP社)
  • 『国鉄風景の30年―写真で比べる昭和と今』(技報堂出版)
  • 『全国フシギ乗り物ツアー』(山海堂)
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