酵母が香る長岡市摂田屋の町並み(1)
新型コロナのおかげで海外に出ないこと3年間。
その間、コロナ流行の合間を縫って日本の各地をめぐっていました。
メインテーマは町並み。鉄道、路線バスを駆使したうえで、ひらすら歩いてぶらぶらと徘徊した記録を残しておきます。
まずは、2022年11月、行ってきたばかりの新潟県中越・下越2泊3日の旅から。
最初に下車したのは、長岡の1つ手前の宮内駅。鉄道マニアには、上越線の書類上の終点としてのみ知られている駅だが、徒歩10分の摂田屋(せったや)地区は、酒蔵と味噌蔵と醤油蔵が何軒も集中している「発酵の町」。
第一の目標は、この旧・機那サフラン酒本舗。
創業者にして産業王と呼ばれた吉澤仁太郎が建てたこの蔵は、カラフルで見事な鏝絵(こてえ)たっぷり。
前から見ても横から見ても、装飾が目を見張る。
庭園が工事中とのことで見られなかったのは残念だが、敷地にはほかにも蔵があったり、売店があったりと楽しめた。
やはり、吉澤仁太郎が巨万の富を築くきっかけとなった「サフラン酒」は外せない。
薬草をつけこんだリキュールで、ほどよい甘みと苦みがくせになりそう。
食前酒としておすすめ。
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