燕市吉田町の町並み(2)雁木のある商店街
今井家のある吉田下町から駅前に向かっていくと、徐々に店舗が増えていく。
吉田中町あたりがこの地区の中心部のようである。
沿道にはところどころに風格のある木造の商家が残っており、そんな家の前では雁木の柱も木のままである。
とはいえ、そうした雁木は飛び飛びにしかなくて、だいたいは上の写真の手前側のように今どきのアーケードになっている。
まあ、強度の点からいってもそれはいたしかたないだろう。
酒屋の軒下には、こんな日本酒の看板が掲げてあった。
看板をもっと上にしてしまうと、雁木があって見えなくなるからだろう。
これはだいぶ駅に近いところにあった家。
妻入りであるうえに、かなり間口が広いので豪壮なイメージがいやましである。
かつては何か商売を営んでいたのか。
ご多分にもれず、商店街のあちこちでシャッターが閉まったままになっているが、それでもこの規模の町としてはしっかりと多くの店舗が営業を続けているのを見て、人ごとながらほっとするのであった。
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