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2022-08-20

2019年 サルデーニャ島への旅

新型コロナの行動制限が緩和されたとはいえ、ウクライナ情勢もあって海外旅行に行けない期間が丸2年を超えてしまいました。
それでも、せっかく「旅と鉄道」誌にイタリア・サルデーニャ鉄道の記事を書いたので、そのときの旅をざっと振り返ってみたいと思います。

時は2019年9月中旬にさかのぼります……

真夜中のカリアリ

成田を出て17時間あまり、ローマで乗り換えてやってきたのはサルデーニャ島南部に位置する州都カリアリ(カッリャリ)。
空腹のままホテルに着いたのが0時過ぎ。どこかで食べるところがないかと聞いたところ、ビール屋なら広場に行けばあるという。
真夜中の静かな町を4、5分ほど歩き、「この先に開いている店なんかあるのか」と思った直後に、まさかの光景が目の前に広がった。

真夜中のカリアリ

この写真を撮ったのは、午前1時半過ぎ。金曜日の夜とはいえ、若者を中心にしてとんでもない人出だった。
喉が渇いていたので、生ビールの種類が多そうな店を選んで店先のテーブルに陣取り、イタリアビールとベルギービールの生で妻と乾杯!
その後も若者は増える一方だったが、みんなどうやって帰るんだろう。

真夜中のカリアリ

夜にイタリアの町をそぞろ歩くというと、「治安は大丈夫か」とよく聞かれるのだが、危なっかしい雰囲気はなかった。ミラノ、ローマ、ナポリなどの大都市の町はずれならいざ知らず、田舎町ならまず心配はいらない。

私にとってサルデーニャ島は3回目。カリアリには1990年以来、29年ぶりの訪問。ここにまず3泊して市内と近郊をぶらぶらする予定である。

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著書

  • 社会人に絶対必要な語彙力が身につく本[ペンネーム](だいわ文庫)
  • 『ようこそシベリア鉄道へ』(天夢人)
  • 『定点写真でめぐる東京と日本の町並み』(青春出版社)
  • 『日本懐かし駅舎大全』(辰巳出版)
  • 『鉄道黄金時代 1970s──ディスカバージャパン・メモリーズ』(日経BP社)
  • 『国鉄風景の30年―写真で比べる昭和と今』(技報堂出版)
  • 『全国フシギ乗り物ツアー』(山海堂)
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