祭りの夜のニコジーア
ちょうど、ニコジーアではお祭りの日だったようで、前回の動画に出てくる音だけの花火も、その一環だったようだ。
宿でひと休みしていたら、前の通りから賑やかな太鼓の音が聞こえてきた。
顔を出して眺めたのが下の写真である。
行列の先頭は太鼓を鳴らす少年3人。複数の太鼓をまるで無節操と思われるタイミングでドンドンジャカジャカと鳴らすのは、シチリアの民俗音楽のCDで聴いたことがある。
CDに録音されていたのは別の町だったが、あちこちに残っているのだろう。
「あれは、この町のオリジナルだよ」と、翌日バールで知り合った男性に教えてもらった。
行列には地元の人たちが参加しており、最後尾は聖職者たちとマリア像である。
左上にある看板は、B&Bのもの。星3つというのは盛りすぎで、せいぜい2つの設備だなあ。
食事に出かけて、町の中心部でもこの行列に出会った。全部で3分というちょっと長い動画だが、下に貼っておこう。
長い長い行列のあと、ちょうど2:00あたりで、ようやく小型トラックに載せられたマリア像が登場する。
そして、晩飯のレストランへアポなし突入。ホテルもない町なので、レストランの数もそう多くない。
一番の人気という店は、なんと休業期間中。しかたがないので、もう一軒の評判がいい店を訪ねた。
味は十分に満足。店にテレビがあるのもイタリア仕様。ヒマなときにそれを店主が見ているのもイタリアあるあるである。
食事をとる先は限られているのか、この店でB&Bの女性に遭遇。
知り合いの女性と夕食に訪れたようである。
食後に、もう一度遠景の夜景を拝みに町外れへ。
レストランがあったのは、画面左端の中央あたり。B&Bは、そこから撮影地点との中間あたりである。
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