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著書

  • 『定点写真でめぐる東京と日本の町並み』(青春出版社)
  • 『ひたすら眺めていたシベリア鉄道』(私家版)
  • 『日本懐かし駅舎大全』(辰巳出版)
  • 『鉄道黄金時代 1970s──ディスカバージャパン・メモリーズ』(日経BP社)
  • 『国鉄風景の30年―写真で比べる昭和と今』(技報堂出版)
  • 『全国フシギ乗り物ツアー』(山海堂)

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2020年9月の1件の記事

2020-09-08

聖地ムクティナート寺院に潜入(上)

ムクティナートのホテルに荷物を置き、まずは聖地ムクティナート寺院に向かう。
山道とまではいかないが延々と続く坂道を、徒歩か馬に乗って登るしかない。
馬を勧められたのだが、やはり自分の足で登ってみたいので丁重に断った。

参道にいた修行者?

このボブ・マーレーみたいな人物は、寺院に向かう道端にいた修行者(かな?)。
翌日朝にも、町からゴザ持参で登っていく姿が見えたから、たぶん毎日このあたりで観光客のお布施を期待しているのだろう。
日本円にしたら30円くらいのお布施をして、「写真を撮っていいか」と尋ねると、こんなポーズをとってくれた。
さらには、立ち上がってにこやかな表情でカメラに収まってくれた。

ムクティナート寺院の入口
村外れから30分ほど歩くと、いよいよ寺院の門が見えてくる。
馬に乗ってきた人たちもここで降りなくてはならない。
薄い空気のなかで、この最後の階段はかなりきつい。

ムクティナート寺院の入口

澄んで乾いた空に、紅色の門が映える。
ムクティナートの町が標高3800mほどで、そこから200mくらい登っていると思うので、このあたりの標高は4000mくらいだろう。
もちろん、富士山よりも高い場所である。

ムクティナート寺院の境内

ムクティナートとは、ヒンディー語(ネパール語もそうかな)で「成功」を意味するそうな。
みんな、成功を願ってやってくるとのこと。
現世利益を追求するその態度はすがすがしい。

私と妻はもちろん異教徒なのだが、境内に入ることは差し支えない。
ただし、上の写真の本堂内だけはヒンドゥー教徒だけが入れることになっている。
そこでは人びとが頭に鍋のようなかぶらせれると、その上に僧侶が煙をかけて、なにやら祈ってくれているようだった。

なかには、この写真のように水で身を清める人もいた。
ときおり細かい小雪がちらつく天気である。
心臓麻痺でも起こさないか心配になってきた。AEDを常備しておくことを勧めておきたいものである。

ムクティナート寺院の境内

小さな小屋のような建物があって、M氏が参道で買ってきた線香のようなものを置いて、お祈りをする。
まあ、煙をもくもく焚いてなにやら願ったり祈ったりするのは、小さいころから浅草の観音様で慣れている。
「やっぱり、仏教とヒンドゥ教は親戚なんだなあ」というのが私の素朴な感想である。

ムクティナート寺院の境内

お寺の境内の壁には、こんなものがかけてある。日本の神社の絵馬のようにも見える。
いろいろと興味津々で見ていたら、M氏が私たちを手招きする。
さっきのヒンドゥー教徒しか入れない建物に入ってもいいというのだ。
「ちょうど今、空いているからお祈りをしてくれるって」

この融通の効き方は、さすがである。
私たちも金属の帽子のようなものを頭にかぶらせられて、なにやら祈ってもらった。
これで、この旅も今後の人生も恐いもの知らずである。

ムクティナート寺院の境内

寺院の背後には、山からの湧き水が出ている場所があり、これは健康にいい聖なる水とされているらしい。
みんなは、牛の首をかたどった金色の蛇口(蛇じゃないから牛口か)から出てくる水を、その場で飲むだけでなく、ペットボトルに入れて持ち帰っていた。

ヘリポート

これは寺院のそばから下界を見下ろした風景。ムクティナートの村は、画面の左手遠くに見えている。
手前の丸い場所はヘリポート!
「インド人の大金持ちがヘリコプターでやってくるんですよ」とM氏は教えてくれた。

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