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著書

  • 『ひたすら眺めていたシベリア鉄道』(私家版)
  • 『日本懐かし駅舎大全』(辰巳出版)
  • 『鉄道黄金時代 1970s──ディスカバージャパン・メモリーズ』(日経BP社)
  • 『国鉄風景の30年―写真で比べる昭和と今』(技報堂出版)
  • 『全国フシギ乗り物ツアー』(山海堂)

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2018-11-12

川に面した国境の町アヤモンテ

ウエルバを13時に発車したバスは、人家もまばらな乾いたアンダルシアの野を走り、14時15分に終点のアヤモンテ(Ayamonte)に到着した。
この町の西側を流れるグアディアナ川は、ポルトガルとの国境でもある。
1981年の旅と同じく、船に乗って向こう岸のポルトガルに渡ろうという計画である。

アヤモンテのバスターミナル

ところが、バスターミナルは昔の駅の跡をそのまま使っているようで、市街地の東の外れにある。
タクシーも停まっていないので、石畳の上を、重い荷物をごろごろと20分ぐらい転がして歩かなくてはならなかった。

アヤモンテの中心部

37年前に来たときは、垢抜けない田舎町だという印象であったが、今回見ると、いつのまにか立派な保養地になっているようだ。
旅行のハイシーズンは過ぎていたが、地元スペイン人のほか、ヨーロッパの観光客が来ていた。

国境の川が見えるアヤモンテの町

昔との定点対照写真を撮りつつ、西へ西へと歩いていくと、行く手に川が見えてきた。
これが国境のグアディアナ川だ。

国境の川が見えるアヤモンテの町

ここの観光客のほとんどは、自家用車でやってくるのだろう。
そんななかで、大きな荷物をごろごろ転がしながら歩いている東洋人の夫婦は、かなり異彩を放っていたと思う。

9月半ばまでのハイシーズンなら、日中30分おきにフェリーが運航されているのだが、このときはすでに1時間おきになっていた。次の出発時間は15時である。

国境のフェリー

ちょうど、対岸からフェリーがやってくるところが見えた。
「あんな小さい船のどこに車が乗せられるんだ?」
そう思ってよく見ると、なんと甲板に3台の車が見えた。なるほど、確かにフェリーには違いない。

国境のフェリー

同じ船に乗る乗客は、60~70人はいただろうか。どう見ても観光客ばかり。しかも、全員が全員、手ぶらまたは小さなショルダーバッグを下げている程度。
どうやら、両岸の町のどちらかに泊まっていて、時間つぶしに船で往復しているのだろう。
ここを旅の通過地点としているのは、私たちだけであった。

フェリーの船上

川の上流を見ると、大きな吊り橋が見える。あれができたことで、この船を利用する人は激減したのだろう。
でも、小さな船で川の国境を越えるなんて、とってもロマンチックではないか。

アヤモンテの定点比較写真は次回に。

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