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著書

  • 『ひたすら眺めていたシベリア鉄道』(私家版)
  • 『日本懐かし駅舎大全』(辰巳出版)
  • 『鉄道黄金時代 1970s──ディスカバージャパン・メモリーズ』(日経BP社)
  • 『国鉄風景の30年―写真で比べる昭和と今』(技報堂出版)
  • 『全国フシギ乗り物ツアー』(山海堂)

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2018-06-05

郡山の駅前2丁目から大町1丁目

以前から、撮ったままにしていた郡山駅前の写真である。
いわきからの仕事の帰り道、磐越東線を経由してやってきた。

郡山駅西口駅前

私が幼かったころ、東京墨田区にある母の実家に遊びにいくと、郡山の大おばさん(祖母の姉)とときどき顔を合わせたものだった。
母方の先祖は現・田村市船引の奥にあり、大おばさんは結婚して郡山市内に住んでいたのである。

そのころは、いったい郡山という町はどんな遠いところにあるんだろうと思いながら、福島弁の大おばさんの話を聞きながら、お土産の薄皮まんじゅうをほおばっていたものだった。

郡山駅西口駅前

自分で旅行をするようになっても、郡山はまだまだ遠い土地だった。
福島市よりは近いかなという程度の印象である。

それが、東北新幹線が開通してみると、なんと上野から1時間半。都内でうろうろしているうちに経ってしまうくらいの時間である。
年をとった大おばさんではあったが、一時東京に来る頻度も高くなったようだった。

郡山駅西口駅前

とはいえ、私はなかなか郡山で下車する機会もなく、あったとしても三春に滝桜を見にいった帰りに駅で乗り換える程度。
ようやく、まともに駅を降りて町を散歩する機会を得たのは、恥ずかしながら2016年になってからのことである。

郡山駅西口駅前

すでに駅の周辺はすっかり近代化されていて、昔を偲ぶよすがもなかったのが、唯一、昭和を思わせる商店がつ伝ていたのが、西口を降りて大町に向かう界隈である。

……続いていたといっても、櫛の歯が抜けたように、あちこちに更地がある。
ここにも、再開発の波が迫っているのかもしれない。

郡山駅西口駅前

2016年から2018年の春にかけて、3回ほど郡山で降りる機会を得たが、今のところ大きな変化はないようである。
それにしても、大おばさんが生きていたころの郡山はどんな様子だったのだろうか。一度見てみたかった。

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