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2017-09-04

ジャワ島横断 鉄道の旅4 ジョグジャカルタ~ジャカルタ

ながながと書いてきた5月のインドネシア旅行の最終回。
ようやくカタコトの会話ができるようになり、駅のやコンビニの券売機での列車の予約に慣れてきたところなので、これで旅が終わるのは少し残念ではある。

5月9日の最終日は、ジャワ島横断最後の区間ジョグジャカルタ~ジャカルタを7時間かけて移動した。
飛行機なら1時間程度の距離である。
ジャカルタより西にへも鉄路は続いているが、今回はここまで。

ジョグジャカルタ駅

ジョグジャカルタで乗車したのは、ソロ・バラパン駅発ジャカルタ・ガンビル駅行きの特急「アルゴ・ラウー」号である。8時56分発。
「アルゴ」はインドネシア語で「山」の意味だとのことで、これが名前に付いている列車は、グレードが高いらしい。
確かにこれまでの車両よりも、やや高級感があった。

アルゴ・ラウー号

例によって車内販売がやってくるが、最初に来たは男性3人組であった。
やっぱり女性もいないと花がないなあと思っていたら2回目は男女のペアであった。
写真は撮ったのだが、あまりよく写っていないので省略。

アルゴ・ラウー号の車内

ところで、日本に帰る飛行機はジャカルタ空港を21時55分に出発するJAL便。
それに対して、アルゴ・ラウーのジャカルタ到着予定時刻は16時半ごろ。

途中で大幅に遅れると困ったことになるのだが、インドネシアの鉄道は意外に時刻通りに走っているという評判を聞いていたし、ジャカルタで1泊するよりもジョグジャカルタの宿泊を1泊増やしたいと考えて、ちょっと冒険をしてみたわけである。

中部ジャワの車窓

この列車を逃すわけにはいかないので、早めにスラバヤ駅の券売機で予約しておいたのだが、券売機で行き先を入力するときに困った。
「ジャカルタ」と入力しても、長距離列車が到着するガンビル駅が表示されないのである。

中心部にあるジャカルタ・コタという駅が表示されるのだが、ここに着く長距離列車は日に1本のみ。
おかしいなあとホテルに戻ってから出直して、ふと気づいた。
「ガンビル」と入力しないと出てこないのだ。

中部ジャワの車窓

イタリアにたとえてみると、ローマの中心駅に行こうとしたときに、「ローマ」と入力してもダメで、「テルミニ」と入力しないといけないようなものだ。
何から何まで旅行者を悩ませるインドネシアのシステムである。

もっとも、そうした苦難を一つひとつ乗り越えて自力で予約した喜びはひとしおである。
誰かに自慢したいので、こうしてブログに書いているわけだ。

中部ジャワの車窓

さて、中部ジャワの車窓の大半は豊かな田んぼ。
傾斜地にも棚田が広がっていた。

興味深いのは、田植えをしている田んぼもあれば、そのそばで稲刈りをしている田んぼもあること。
日本人としてはビックリする光景だが、インドネシアは三期作をしているから、こんなのは当たり前なのだろう。
ちなみに、下の写真はエビかなにかの養殖場のようだ。

中部ジャワの車窓

そして、いよいよジャカルタの市内へ。
郊外に関しては、線路脇はあまり居住環境がよろしくないらしく、いわゆるスラムっぽい雰囲気である。

ジャカルタ市内の駅

そして、市内の通勤路線では、日本の車両が活躍していることで有名だ。
上の写真は、かつて東京メトロ東西線で活躍した5000形で、その後、東葉高速鉄道を経てインドネシアにやってきた。

ホームに端でカメラを構えている少年たちは、私たちが乗ってきた列車を撮影しているらしい鉄道小僧である。
何十年も前、上野駅のホームで写真を撮っていた自分を思い出した。

彼らに幸多かれと祈りたい。

ジャカルタ市内の日本製車両

そして、ほぼ定刻に(たったの5分遅れ)ジャカルタ・ガンビル駅に到着。
長距離列車の終着駅だから、昔の上野駅の地平ホームのような古風な駅を想像していたら、なんと日本の大手私鉄の駅のような高架の駅。
どうやら、ジャカルタの郊外電車と共用しているからのようだ。

ジャカルタ・ガンビル駅

駅前に待ち構えているタクシー運転手の集団をすり抜けて、空港バスに乗車した。
1人400円ほどだった。
夕方のジャカルタ市内は交通渋滞が有名なのだが、駅が都心から外れているためか、すいすいと高速道路までたどり着いて、予想以上に早く空港に着くことができた。

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