日曜朝のソロ 歩行者天国と不思議な遊具
ソロの話をもう少し。
2日目、カスナナン王宮に行った日曜日の朝のことである。
ホテルで朝食をとり、8時ごろに外に出て驚いた。
前日は、洪水のように目の前を行き来していた車とバイクが1台も走っていないのである。
その代わりに、広い道にはたくさんの人が歩いていた。
「歩行者天国だ!」
明け方から、町全体がざわざわしているのが、奥まったホテルの部屋からも感じられたから、みんな早起きをして繰り出してきたのだろう。
ホテルのすぐそばで見たのがこれ。
キティちゃんらしいが、4頭身でかなり違和感がある。
カメラを向けたときに、両手を頬に当てて首をかしげるポーズをするのが、なかなか研究しているなという感じである。
とくに目立ったのが親子連れである。
確かに、町なかでは子どもを遊ばせるところも少ないだろうから、格好の機会だろう。
あちこちにこうした移動式遊園地ができていた。
これは、移動式メリーゴーラウンド。
いま一つ、子どもたちの表情が固いのは、こうした乗り物に慣れていないからかもしれない。
親の方が喜んでいて、盛んに写真を撮っていたのが微笑ましい。
こちらは、なんと移動式観覧車。車の荷台に観覧車が積み込まれているのが斬新である。
たいした高さではないが、これで子どもは楽しいのだろうか。
むしろ、外からこの光景を見ている方がユーモラスで楽しい。
そして、もう少し大きくなった子のために、こんな遊びがあった。
リモコンを扱って、重機で土を掘り返す遊びのようである。
少し歩いただけで3カ所ほどで見かけたので、経済発展中のインドネシアで流行しているのかもしれない。
インドネシア版、路上キッザニアか。
そして、もっと大きくなったお友だちは、こうして友人たちと屋外で朝ご飯。
カメラを向けたら、女の子がポーズをとってくれた。
気温もまだそれほど高くなく、のどかな日曜日の朝である。
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