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2016-08-18

多良間島「海の日ハーリー大会」に遭遇

地図で見るとわかるように、多良間島はまんまるに近い島で、直径は5~6km。空港は島の南西部にあるが、集落は北部にあり、フェリーが発着する前泊港も集落の近くにある。

空港から集落までは400円。村営バスの運転手に行き先を告げると、すぐ前まで運んでくれる。結局、このときの乗客は私一人だった。

前泊港前の横断幕

実は、ダイビングをしている妻が、やはりダイバーの知人と2日前から島に来ていた。
泊まっていたのは、2003年にできた村営の「夢パティオ たらま」という、ちょっと照れくさい名称の宿である。

空港に着いた旨のメッセージを妻に送ると、すでにこの日のダイビングを終えていたらしく、「ハーリー大会をやっているから、ぜひ港に来るように」という返事が届いた。

港に来いと言われても、右も左もわからなくて困ったが、スマホのGoogleマップを参考にしてたどりついた。
いやはや、20年前だったら、マップどころかメッセージも受け取れず携帯電話もなかったから、どうなっていたんだろう。

前泊港

宿から港までは歩いて10分ほど。海が見えてくると、遠くから歓声が断続的に聞こえてきた。
ハーリー船競走の真っ最中のようである。

ハーリー(爬龍)とは、中国から伝わった手漕ぎの高速船のことで、名前のように船首と船尾に龍の模様が彫られている。長崎のペーロンと同類なんだろう。

ハーリー大会

港には、各集落の名前入りのテントがいくつも立っていて、そこで自分たちのチームを応援しているらしい。
妻も、ちゃっかりそのテントの一つに入り込み、ベンチに腰をかけていた。

船は2艘だけで、那覇のハーリー大会にくらべると、実にのどかである。
集落対抗のほか、中学生チーム、たまたま入港していた海上保安庁のチーム、役場チームなどが交代で、沖にある杭まで行って海岸に戻るコースを懸命に漕いでいた。

ハーリー大会

妻と知人が世話になっているダイビングショップチームも登場したが、沖に出る前に、まっすぐに進むことができず、くるくると3回転したのち、あえなく地元の人に引っ張られて海岸に戻ってきて、会場は爆笑。

それにしても、島民のほとんどが集まったんじゃないかと思うほどの賑わいである。
2泊3日で、こんなに人間を一度に見たのは、これが最初で最後であった。
もっとも、あとで調べたら島の人口は1200人ほどなので、思ったより多い。暑くて寝ていた人も多かったのだろう。

即席売店

最後の写真は、海岸の入口に設けられた即席の売店。妻は、そこで多良間名物の「ぱなぱんぴん」を購入。
「ぱな」は花、「ぱんぴん」は揚げ菓子のことで、ドイツのプレッツェルを小さくしたような菓子だ。
子どものおやつにも、ビールのつまみにもいい。
「つくる人によって、味や舌触りが違うんだよねぇ」
昨年に続く2度目の来島となる妻は、偉そうな口ぶりでそう言っていた。

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