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著書

  • 『ひたすら眺めていたシベリア鉄道』(私家版)
  • 『日本懐かし駅舎大全』(辰巳出版)
  • 『鉄道黄金時代 1970s──ディスカバージャパン・メモリーズ』(日経BP社)
  • 『国鉄風景の30年―写真で比べる昭和と今』(技報堂出版)
  • 『全国フシギ乗り物ツアー』(山海堂)

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2015-08-21

シチリアの西の果てマレッティモ島

昼過ぎにレヴァンツォ島から,向かったのは、エガディ諸島の一番西に位置するマレッテモ(Marettimo)島である。
日本で地図を見ていると、どれほどの辺境なのかと思ってしまうが、人口はレヴァンツォ島の3倍以上の700人弱。
それでも、集落が島の東側にある港付近集中しているために、意外とまとまった町になっているなというのが第一印象だった。

マレッティモ島の港

おそらく、ここに長期滞在するのだろう、船からは大きなリュックやスーツケースを持って下りる人も十数人ほどいた。

港から2分も歩くと、そこは島の中心部。バールだけでなくレストランも何軒かある。
大きなホテルはないが、民宿のような宿があちこちで目につく。

マレッティモ島中心部

日帰りの観光客の多くは、朝早くやってきて、もう帰ってしまったのかもしれない。
ひと気のない道をぶらぶらと歩いていると、5分ほどで漁港にたどりついた。

「洞窟めぐりをしないかい? 1人40ユーロなんだけど、2人で50ユーロにまけとくよ」
60代なかばくらいの漁師に声をかけられた。
東京・牛込で1980年代からイタリアレストランをやっているカルミネ・コッツォリーノさんによく似たおじさんである。

洞窟からの帰り

私の興味はもっぱら町や人なので、こうしたものには、ほとんど関心はないのだが、同行の妻はすでに乗る気満々である。
はたして50ユーロが安いのか高いのか、そもそも本当に安くしてくれているのかわからないが、トラーパニからの高速船2人分の料金の1.5倍くらいだし、せっかくここまで来たのだから、ということで世話になることにした。

マレッティモ島の親父連


洞窟めぐりは、そこそこ楽しめた。カプリ島やアマルフィ海岸にあると言われる青い洞窟もあれば、見るも不思議な奇岩もあった。案内してくれたおじさんも、過剰なサービスもなく、ほどほどの距離感で接してくれるのがいい。まあ、もともとは漁師なんだからね。

港近くのバール


「これで青の洞窟らしきものを見たから、もうカプリ島やアマルフィ海岸で船に乗らなくてもいいよね」
トラーパニへの帰りの高速船を待つ間、バールの簡易なテラス席で白ワインを飲みながら、私はそれとなく因果を含めたのであった。

ハイシーズンを過ぎた昨年9月の話である。
ここにはファビニャーナ島の喧騒もレヴァンツォ島の不便さもなく、ほどほどの賑わいとのんびりした雰囲気がある。この島ならば、ゆっくり滞在してもいいかなと思った。

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イタリアの旅 北から南まで」カテゴリの記事

コメント

あれ? 洞窟と奇岩の写真ありませんでしたか~
おかしいなあ~(笑)

言われてみると、確かにレヴァンツォでもマレッティモでも青がふんだんに使われていますね。
これからシチリアの南岸を通っていきますが(って、去年の話ですけど)、また違う雰囲気になるかと思います。

洞窟の写真も奇岩の写真も載ってないようですが・・・(笑)

それにしても、シチリアの方々は青が好きなんですね。
写真を拝見していると、船、親爺たちの服装、灰皿、建物等々のペンキ・・・至る処に青が! コピー機の設定を黒と青の2色刷りにして(普段は黒赤ですが)、コピーしてみたい衝動にかられました。

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