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2015-08-17

陽光に映えるレヴァンツォ島

昨年秋のイタリア旅行の続き。
前々日のファビニャーナ島に続いて、1日おいた16日に向かったのは、同じエガディ諸島のレヴァンツォ(Lavanzo)島とマレッティモ(Marettimo)島である。

レヴァンツォ島は、ファビニャーナ島のすぐ近くにあるが、面積はずっと小さく、人口も約200人という静かな島。
最初の音節にアクセントをつけて「レーヴァンツォ」と発音するようだ。
ファビニャーナ島はすぐそこに見えるが、ここではあの喧騒がうそのようである。

レヴァンツォ島

人家は港の周囲に集中しており、宿泊施設はどうやら1軒しかないようで、バールも2、3軒程度しか見なかった。
それでも、シーズン中は1日に10便ほどの定期船が発着して、港はひとときの賑わいを見せる。

定期船以外にもクルーズ船がたまに立ち寄り、そうした船が停泊している20分程度の間は、下船して散策する人たちで港の周辺100mほどは人が一時的にあふれることになる。

レヴァンツォ島

もっとも、港から300mも離れると人家はなくなってしまうから、散歩にも限度がある。
結局、港近くのバールでビールを飲みながら、ぼんやりと海を見ているというぜいたくな時間を過ごすことになるわけだ。

レヴァンツォ島

とはいえ、貧乏性の私たちは、集落の隅から隅まで歩き回ってみないことには気が済まない。
9月とはいえ、じりじりと刺すような日射しのもと、地元の人しか通らない狭い路地まで、たぶん集落のほぼすべての道を歩いたと思う。

レヴァンツォ島


あとは、先史時代の遺跡があるという西岸の「ジェノバの洞窟」(Grotta genovese)に向かう小さな船に乗るか、島の反対側の野性的な海岸まで3~4kmほどのトレッキングコースを歩くかだが、あまりに暑くて検討の対象にすらならなかった。

レヴァンツォ島


でも、港のまわりを歩くだけでも、この島に来たかいはあるというものだ。
何日もいたら飽きるだろうが、まあ2時間の滞在というのはちょうどよかったのかもしれない。

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