« 謝苅を歩いてみた | トップページ | バスで「海中道路」とその先へ:伊計島 »

2015-05-03

コザのクラシックな町とホテル

コザの宿泊は、中心部から南寄りにある園田(そんだ)のウエスタンホテル。
2、3週間前、ネットでホテルを探していると、平日なのにコザのホテルが軒並み満員になっていたのが不思議だったが、その理由はあとになってわかる。

園田あたり

ホテルの近くには、民謡酒場の「姫」がある。
ここは、まさしく沖縄民謡の"姫"である我如古より子さんがやっている店だ。
夜遅い沖縄(とくにコザ)の店にあって、24時閉店という健康的な店である。
前回は、その後に男性の唄者(歌手)である久志さんと意気投合して、隣の居酒屋で4時ごろまで飲んでいたのが楽しい思い出である。

園田あたり

今回も「姫」を訪ねようと思っていたが、どうやら当日はご本人が不在なようだし、翌朝は早起きして遠出とシビアなウォーキングをしようと思っていたので、残念ながらあきらめることにした。

さて、ホテルのある園田あたりは、道幅が広く高い建物も少ない。おまけに電線も地中化されているので、かなり空が広く見える。ちょっと日本離れした光景だ。

なかでも興味深かったのが、上から2枚目のワールドツーリストの建物。
確か20年くらい前までは、那覇の国際通りの南端あたりにも、同じように飛行機を描いた小さな建物があったように記憶している。
那覇の町ももっと写真を撮っておけばよかった。
すでに、新しい建物への建て替えが進んでいたころだったが、まさか現在のように高層ビルが建ち並ぶ町になるとは想像もしなかった。

ウエスタンホテル入口

さて、ウエスタンホテルの入口を入って、階段で2階のフロントに上がると、そこはこんな感じ。
20年くらい前の旅を思い出す。
旦那は40代後半から50代といった感じのさばけた人で、昔の沖縄とコザの話がほろ苦くも楽しい。

ウエスタンホテル

2年前から三線をはじめたそうで、部屋からもその音が聞こえた。
だが、少なくとも、10年前に私が稽古をしていたころのほうが、ずっとうまかった。
あれからずっと稽古を続けていれば、彼を驚かすことができたのにと思うと残念でならない。

ウエスタンホテル

部屋もまた、よき時代のホテルである。
もちろん、バストイレがついていて、朝はコーヒーとトースト、ゆで卵が用意されて1泊4300円だから、もう十分である。
道路に面しているので、宵の口はうるさかったが、2日目になったらもう慣れた。

« 謝苅を歩いてみた | トップページ | バスで「海中道路」とその先へ:伊計島 »

沖縄ぶらぶら歩き」カテゴリの記事

コメント

琉璃さん、はじめまして。
那覇のご出身なのでしょうか。ここ十数年ですっかり中心部は変わりましたね。

ラッキーはここ半年ほどごぶさたしていますが、ぜひ行ってあげてください。
いまは、息子さんが頑張ってやっているはずです。
多良間島出身のおばあがいれば、いろいろと楽しい話を聞くことができます。

はじめまして。

連休の一日、亀戸天神の藤まつりに行った帰り(残念ながら散っていました😚)、
マシュマロのお店を探していて、宮古島料理「ラッキー」を見つけました。

マシュマロの店も休みで、大好きなマシュマロは買えなかったのですが、
「ラッキー」の名前を覚えて帰り、ネット検索したら、こちらのブログに辿りつきました。

この頃、ふるさとに繋がるキーワードに反応することが多くなりました。
近いうちに、ラッキーに行って「宮古そば」を食べようと思います。
もちろん、今度こそマシュマロもゲットして。

話しは変わり、私は今年1月、沖縄にセンチメンタルジャーニー。
高校時代の親友を探したかったのですが、残念ながら手がかり無し。
しかし、ゆいれーるの二日間フリーキップを使い倒してきました。

平和通りの安里寄りの沖縄料理の店。
ちょうど三線ライブ(かおるシーサと・・)をしていて、気がついたら最初から最後まで、
3ステージ酔いしれてきました。(また、聞きたいな)
そんなこともあり、ラッキーに心惹かれているのかもしれません。

ラッキーの情報ありがとうございました。🙍


コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 謝苅を歩いてみた | トップページ | バスで「海中道路」とその先へ:伊計島 »

著書

  • 社会人に絶対必要な語彙力が身につく本[ペンネーム](だいわ文庫)
  • 『ようこそシベリア鉄道へ』(天夢人)
  • 『定点写真でめぐる東京と日本の町並み』(青春出版社)
  • 『日本懐かし駅舎大全』(辰巳出版)
  • 『鉄道黄金時代 1970s──ディスカバージャパン・メモリーズ』(日経BP社)
  • 『国鉄風景の30年―写真で比べる昭和と今』(技報堂出版)
  • 『全国フシギ乗り物ツアー』(山海堂)
無料ブログはココログ

.