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著書

  • 『ひたすら眺めていたシベリア鉄道』(私家版)
  • 『日本懐かし駅舎大全』(辰巳出版)
  • 『鉄道黄金時代 1970s──ディスカバージャパン・メモリーズ』(日経BP社)
  • 『国鉄風景の30年―写真で比べる昭和と今』(技報堂出版)
  • 『全国フシギ乗り物ツアー』(山海堂)

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2014-03-15

三陸縦断の旅12: 八戸市小中野

まだ続いている去年の三陸縦断の旅。
今回は八戸市の東側の様子である。
このあたりには、八戸港の繁栄の歴史を刻む古い町並みが残されているということで、市の中心部から路線バスでやってきた。

八戸最古の洋風木造建築

小中野という停留所でバスを降りると、すぐ正面にあったのがこの建物。
脇にあった看板によると、大正7、8年ごろに建てられた八戸最古の洋風木造建築とのこと。当初は八戸商業銀行小中野支店として使用され、のちにカフェ「ハトバ」となり、その後は事務所として使われていたらしい。

八戸最古の洋風木造建築

かつてこの界隈はさぞかし賑わったのだろう。
屋根の丸いドームを見て、当時の人は大正モダンの到来を実感にしたに違いない。

自転車屋

残念ながら、今の小中野は、あちこちに空き地ができて、静かな町となっている。
そんななかに、ぽつんと残っていた安藤自転車店。もう営業はしていないようだが、看板が懐かしい感じ。
板壁の商家ではあるが、正面は横長の板を使っているところが洋風である。
そして、なんといっても中央の丸い窓がおしゃれ。

小中野

バスに乗ってぼんやりしているとそのまま通り過ごしてしまいそうだが、じっくりみると味わい深い小中野の町であった。
さて、ここから歩いてさらに東に向かう。橋を渡ると八戸港で栄えた湊町である。

新井田川


新井田川を渡る橋からは、なかなか活気ある町の雰囲気が味わえる。
右岸には八戸酒造の建物が見えた。
「男山」という銘柄はあちこちにあって北海道が有名なのだが、ここ八戸にもあることを知った。

八戸酒造


どうせあてもない散歩なので、ふらふらと酒造所の前へ。
朝っぱらなので酒を飲みたいとは思わないのだが、酒造所の前に下げられた杉玉(酒林)を見ただけで心地よくなった私であった。

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