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2013-12-01

猫が静かに歓迎してくれた亀戸の天祖神社

押上駅を出て、訳あって東京スカイツリーとは反対方向に歩く。
浅草通りを歩いても殺風景なので、その南側の路地に入ったところで木々が目に入った。

亀戸の天祖神社

以前も通りかかったことはあったが、境内に入るのは今回が初めてかもしれない。
天祖神社という名前は、おそらく明治以降に付いたものだろう。
昔は村の小さな鎮守さまという感じだったのだと思う。

亀戸の天祖神社

住所は江東区の亀戸だが、江東区の北の端にあるので、ずっとこのあたりは墨田区だとばかり思っていた。
JRの亀戸駅よりも、押上駅のほうがずっと近い。

密集した家々に囲まれて、この狭い境内だけが木がうっそうと繁り、しんと静まり返っているのも不思議な感じである。

天祖神社の猫

その静かな境内で、まるでつくりもののようにじっとしていたのがこの猫。
近くに寄っても警戒する気配もなく、三つ指ついて(?)迎えてくれた。

亀戸三丁目

お賽銭を大枚50円はずんで、私はこのひそやかな空間がいつまでも残ることを祈るのであった。

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コメント

そうなんですよね。帰ってくると、「もうしばらくイタリアは行かなくていいや」と思うんですが、1週間ほどするとまた行きたくなる。たちの悪い恋人につかまった感じ(笑)

駄菓子さん
イタリアに暫く行かないと、確実に「イタリア切れ」になりますよね?
今年は必ず充電してきて下さい!

gatticelliさん、こんにちは。ごぶさたです。
いいですねぇ。ラツィオ州の山岳都市は、まだあまり行ったことがないのでうらやましい。
今年はぜひイタリアに行きたいと思っています。

駄菓子さん
ご無沙汰しています。
猫とイタリアが大好きなgatticelliです。
生モノとは思えない猫さまに誘われて(?)、記事とは無関係なコメントですが、ご容赦下さい。
今ローマに来ています(明日帰国します)。
ティヴォリに滞在して、軍艦のようなサン・グレゴリオ・ディ・サッソーラをはじめとする近隣の集落をバスで巡りました。短期間ながら、イタリアの山ガール(!?)満喫な旅でした。

paceさん、こんにちは。
今年は結局イタリアに行けませんでした。来年こそ……。
この猫は、かなり人間くさい印象で、顔を見ているといろいろ見透かされているような気分さえしましたよ。
タマに合掌。

駄菓子さん、お久しぶりです。
良いですね~、この猫さん。(思わず、さん付けで呼びたくなる上品さと風格!)
自分は絶対に人間に拒否されない、という根拠のない自信に満ちていますね。
うちの近所のおしゃべり友達?のタマを思い出してしまいました。
タマ、今年の夏に亡くなったんですよ~。(涙・・・)

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著書

  • 辞書には載っていない⁉ 日本語[ペンネーム](青春出版社)
  • 社会人に絶対必要な語彙力が身につく本[ペンネーム](だいわ文庫)
  • 『ようこそシベリア鉄道へ』(天夢人)
  • 『定点写真でめぐる東京と日本の町並み』(青春出版社)
  • 『日本懐かし駅舎大全』(辰巳出版)
  • 『鉄道黄金時代 1970s──ディスカバージャパン・メモリーズ』(日経BP社)
  • 『国鉄風景の30年―写真で比べる昭和と今』(技報堂出版)
  • 『全国フシギ乗り物ツアー』(山海堂)
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