富山駅周辺・乗り物関連比較写真
富山に行った記事を1カ月前に書いたきりになっていたが、その後、ひどい風邪をひいて寝込んだり、元気になったり、ぶりかえして参っていたりする日々でした。
とりあえずは、前回の続きとして、富山駅周辺の写真でも。
まずは、JR富山駅自体が北陸新幹線のための大工事中。ホームから改札までの距離が恐ろしく長くなっていたのにビックリ。しかも、地鉄(富山地方鉄道)や市内線(こちらも地鉄の路線だが)に乗り換えるには、改札を出てからさらに長い距離を歩かなくてはならなかった。
「白エビ丼が食べられた駅ビル名店街は閉鎖!?」と心配したが、駅前のプレハブの建物の中で土産物店とともに営業中であった。
下の写真は、2005年に撮影した富山駅の正面である。
さて、元気に駅前に出てくると、ちょうど市内線の新型車両「セントラム」9000形が駅前を横切っていった。
環状線の開業にともなって増備した車両である。しかも、黒いボディーの9003編成だった。
最近では、JR九州の「ななつ星」もそうなのだが、つやのある黒っぽい塗装の車両が増えている。
高級感があっていいのかもしれないが、写真に撮るにはなかなか難しい。
じつは、このアングル。40年前の1974年に富山に来たときに撮ったものに合わせたのだった。
そのときの写真がこれ。
時代の変化を感じるなあ。当たり前だけど。
もう夕方になっていたので、前日、前々日の仕事で疲れた私は、そのままホテルで寝ようとも思ったのだが、そこは貧乏性のこと。一休みしてから、何かうまいものがないかと市内を放浪することとなる。
残念ながら、連休最後の月曜日だったので、うまそうな店は軒並み休業。
それでもなんとか店を決めて、胃をアルコール消毒したうえで、つまみやらメシやらを収めてふらふらと通りを歩いていたら、やってきたのがこの車両。
電飾電車である。しかも、微妙にチカチカ点滅しているものだから、派手派手しいことこの上ない。
デジカメを持参しなかったことを悔いたが、機種交換したばかりのスマホで何枚か撮ったところ、この程度にうまく写った。あなどりがたし、ソニーのXPERIAである。
知らなかったけれども、市内線開業100周年の記念の花電車だった。
ちなみに、この花電車の昼の顔はこんな感じ。
昼の顔と夜の顔がまったく違う。
そもそも、これを花電車と呼ぶのはどんなものなんだか。ホームページには、花電車の運行ダイヤが乗っていたが、昼にこれを見ても、あんまりありがたみがないんじゃないかなあ。
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