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2012年10月の2件の記事

2012-10-28

イタリア・スカンノで出会ったネコ

続いて、アブルッツォ州の山の中にあるスカンノで出会ったネコ。
元祖桃源郷として知られ、今ではイタリアのみならず世界中から観光客が訪れるスカンノにも、当然のように旧市街にネコがいた。

スカンノのネコ

ひと気のない旧市街の日陰で休んでいる私を、不思議そうな目で見つめていたこのネコ。
やがて、飽きてしまったのか階段から飛び下りて去っていった。

スカンノのネコ

階段路地を走り抜けていったネコ。
呼び止めると振り返ってくれた。ちょっと面倒くさそうな表情である。

スカンノの保護色ネコ

そして、これはビックリ。保護色を使ったネコ……のわけないのだが、背景にすっかり溶け込んでいるのがおかしい。

哀愁ただようスカンノのネコ

最後に、味わいのある後ろ姿。
映画のラストシーンに使ってあげたい。
ネコシリーズは、まだ続きます。たぶん。

2012-10-22

イタリア・ペットラーノで出会ったネコ

お待ちかね、今年出会ったイタリアのネコ。
風邪や仕事やで更新が遅くなってすみません。
今回は、アブルッツォ州・スルモーナ近郊の小さな山岳都市ペットラーノで出会ったネコちゃん。

ペットラーノのネコ

まずは、中心部の階段路地にたたずいでいたこの子から。
もの憂げな表情がなんとも言えない。
目をまわりが赤っぽく見えるのは、なにか悲しいことがあって泣きはらしたためか。

「さて散歩だ散歩」

とある家から出てきた三匹のネコ。「さて、散歩だ散歩だ」とばかりに、のしのしと歩いていった。
そのうちの一匹だけが、私に興味を示す。
後ろの家の住人がネコ好きらしく、ネコが描かれた表札(?)が下がっている。

城門とネコ

さきほどの三匹のネコの家は、城門近くにある。
その門をはさんで、行ったり来たり。いろいろと巡回の必要があるに違いない。

ペットラーノのネコ

このネコは、地面の臭いをかいでいたのか、草をかじっていたのか、私がじっーと見ていたら、照れくさそうにこちらを見上げた。

ペットラーノのネコ

というわけで、今回はここまで。
でも、今回の旅(といっているうちにもう4か月もたってしまったが)で出会ったイタリアのネコは、まだ続きます!

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