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著書

  • 『ひたすら眺めていたシベリア鉄道』(私家版)
  • 『日本懐かし駅舎大全』(辰巳出版)
  • 『鉄道黄金時代 1970s──ディスカバージャパン・メモリーズ』(日経BP社)
  • 『国鉄風景の30年―写真で比べる昭和と今』(技報堂出版)
  • 『全国フシギ乗り物ツアー』(山海堂)

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2012-08-06

アブルッツォとモリーゼを結ぶ鉄道代行バス(下)

カステル・ディ・サングロでバスを乗り換えて、いざモリーゼ州のイゼルニアへ。
スルモーナからの鉄道代行バスは1日2往復だったのに対して、カステル・ディ・サングロ~イゼルニアの鉄道代行バスは1日4往復。でも、こちらの鉄道路線のほうがずっと先に廃止になっていた。

乗客はこれまた数人ほど。スルモーナから乗り通しているのは、私のほかに若い女性が一人きり。
ここまでは、山道とはいえ立派な国道を走っていたので、この先もそのまま南下するのだろうと思っていたが、それは間違いだった。
カステル・ディ・サングロを出ると、まもなく左折。二級国道のような道をしばらく走ったかと思うと、こんどは右折。大型バスがすれちがえないような山道に分け入っていった。

山道を走る鉄道代行バス

その先しばらくは、激しいカーブと勾配がつづき、人家のまったくない森林地帯を走る。
地図を見ると、どうやらこれが鉄道の駅をたどるための道らしい。
山を大回りしていく線路跡に沿うようにして、さらに大回りする道をバスは進んでいったのである。

廃線跡

私の目は、車窓に広がる山や森の風景、そしてたまに現れる廃線跡(レールがしっかり残っている)や丘上都市の姿に釘付けになった。
上の写真では、中央にカーブを描く廃線跡が見える。

モリーゼの丘上都市

モリーゼの丘上都市

またもや、想定外の見事な丘上都市を発見してしまい、次回への宿題ができてしまった。これがあるから、イタリアから脱けだせない。

まあ、そうこうしているうちに、50分ほどでモリーゼ州第二の都市イゼルニアに到着。
ここまで乗ってきたのは3人。結局、スルモーナから乗り通したのは私一人だった。

実は、この日の宿泊地は州都のカンポバッソ。イゼルニアには日を改めて訪れることになる。カンポバッソへは、鉄道で約40分の行程だ。

イゼルニア駅

駅のバールでコーヒーを飲んだり、駅の写真を撮ったりしながら、約30分ほど待つと、時間通りにナポリ発カンポバッソ行きがやってきた。
私は、2つの州都(かたや大都市ナポリである)を結ぶ列車だから、さぞかし長大編成だろうと思っていたのだが、ホームに着いた列車を見てびっくり!

なんと、たった1両のディーゼルカーであった。しかも、エアコンが効いていない。
生暖かい風と騒音に満ちた車内で、カンポバッソまでの40分間をひたすら耐える私であった。

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