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著書

  • 『ひたすら眺めていたシベリア鉄道』(私家版)
  • 『日本懐かし駅舎大全』(辰巳出版)
  • 『鉄道黄金時代 1970s──ディスカバージャパン・メモリーズ』(日経BP社)
  • 『国鉄風景の30年―写真で比べる昭和と今』(技報堂出版)
  • 『全国フシギ乗り物ツアー』(山海堂)

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2012-06-20

街道沿いにひっそりとたたずむ村・ルヴローニュ(レヴェローニェ)

クールマイヨールとアオスタの間は、谷沿いに1本の街道が走っている。
そこには1時間に1本のバスが走っていて、車窓も楽しい。
また、あまり便利とは言えないが、並行して鉄道も走っている。
この鉄道線の超ローカルぶりについては、改めて総集編で取り上げたい。

ルヴローニュ

さて、当初はアオスタから東側の町をいくつか巡ろうと思っていたのだが、バスの車窓に次々に現われる町を見て、方針を変更した。
東側の町を1つだけ見て、またアオスタの西に戻ってきたのである。

列車を途中下車したり、バスに乗ったり降りたりしながら、いくつかの町(村)を訪れたのだが、一番印象に残ったのが、この村だ。
地名はLeverogne。見るからにフランス語の地名で、そのままフランス語読みをするなら「ルヴローニュ」、イタリア語読みをするなら「レヴェローニェ」になる。
行政区域としては、この辺の中心集落であるアルヴィエ(Arvier)に属しているらしい。

このバスが村に入ったときの様子は、印象的だった。
アオスタに向かって表街道を走っていたバスが、急に直角に右折して、くねくねとした旧街道らしき道に入ったのである。
やがて、車窓に現われたのが上の写真のような様子だったというわけだ。

ルヴローニュ
これを見逃す手はないと、帰路に立ち寄ったわけである。

村に足を踏み入れて驚いたのは、村の中に車が通れないような細い道が続いていること。
そして、かなり古めかしい家がずいぶんと残っていることである。
観光地でもないのだから、よそもの(しかも東洋人)にとっては、ちょっとどきどきするような雰囲気であった。

すでに廃屋になっていたところもあったが、この写真のように丁寧に手入れをしてある家も多かった。

外から見ていい感じであるだけでなく、中に入っても素晴らしい村だったのである。
しかも、バックには高い山々が借景となっている。

ルヴローニュ

日本のガイドブックにはもちろん、イタリアのガイドブックにも乗っていない小さな村である。
BS日テレの「小さな村の物語 イタリア」にも紹介されていなかった(今調べた)。

盛んに車が行き交う国道のすぐそばで、こんな村がひっそりとたたずんでいるのだ。
こんな発見があるから、いつまでたっても町めぐりはやめられない。
そして、列車やバスの中ではおちおち居眠りもできないのである。

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