のどかな東急池上線・池上駅
仕事の関係で、東急池上線を乗り歩きした。
かつてはほとんど縁のなかった地域だが、知人が沿線に住んでいることもあって、最近は年に1度は乗っている。
どこか昔ののんびりした雰囲気を残しているこの線は、ホームや駅舎にも昭和初期の開業当時の雰囲気を残している駅が多い。
なかでも、池上本門寺に隣接することからその名がついた池上駅は、カーブした線路にそって、ゆとりのあるホームがつくられており、落ち着いた気分になれる。
最近では、新車の新7000系も走り出したが、主力は昭和の高度成長期に製造された7700系。かつて、東横線で地下鉄乗り入れのために活躍した車両が、短い3両編成となって五反田~蒲田を往復しているのだ。
そして、池上線でもう一つ気に入っているのが構内踏切。すでに、東京では珍しくなってきた存在である。
そりゃあ、安全のためには跨線橋や地下道のほうがいいかもしれないが、階段をえっちらおっちら昇り降りするのは、乗客にとって大変である。

編成は短いから、ホーム進入時にもそれほどスピードは出ていない。そこそこ安全性は確保されている。
池上線には構内踏切がやっぱり似合う。
12月10日発売の「鉄道を撮る 第5号 甲種輸送」では、「東京の大手私鉄の注目車両」の記事を書いたから見てくださいね。池上線の写真も載ってます。
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