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2010-09-08

台北、中華商場 1991年

初めて台湾に足を踏み入れたのは、戒厳令が解除された4年後の1991年であった。
今の台湾になじんでいる人には信じられないかもしれないが、まだまだ、「謎の島・台湾」という時代だったのだ。
このときは台北とその周辺しか歩かなかったのだが、台北市内で感激したのは、萬華から龍山寺あたりの賑わいと中華商場の威容であった。

中華商場

台北駅から龍山寺に伸びる、台北のメインストリートの一つである中華路。その脇に、3階建ての商業ビルが延々と2キロに渡って続く--それが中華商場である。

中華商場

それは、ちょうど東京の古い都営アパートのような外観であった。
いくつもの棟が歩道橋でつながっていて、道路におりずに歩いていくことができる。
まあ、空中商店街といったところである。

中華商場から見た風景

その後、かなりたってから台湾を再訪したのだが、とうとうこのビルを見つけることができなかった。
それもそのはずで、私が最初に訪れた直後に取り壊されたのだそうだ。

中華商場

ちなみに落成は1961年のこと。当時の写真が、ここ に掲載されている。

中華商場

グーグルローカルのストリートビューを見ると、この中華商場が建っていたところも道路となって、広々とした中華路を車が行き交っている。
この写真を撮ったのは、たったの20年前のことだが、その間に台湾は大きく変わってしまったようだ。

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蔵出し旅写真(海外編)」カテゴリの記事

コメント

こみちさん、はじめまして。
「歩道橋の魔術師」とは知りませんでしたが、そんな作品があったんですね。
今となってみれば、もっと写真を撮っておけばよかったと思います。
内部は、秋葉原のガード下にあるような電子部品の店が集まったような雰囲気でした。

「歩道橋の魔術師」を読んで中華商場ってどんなところかと検索したら此方が見つかりました。
ここ3年くらいの台湾しか知らないので、台北にこんな所があったとは想像できません。
老街と現代の街を繋いだ街並みだったのね。
良いものを拝見させて頂きました。ありがとうございます。

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