常磐線広野駅
もう10日もたってしまったが、今月8日に仕事で福島県に行ってきた。
行き先は、太平洋岸の楢葉町。東京から行くと、いわきのちょっと先である。
上野駅から仙台行きの特急スーパーひたちで2時間40分。
ようやく着いた広野駅は、特急が停まるとは思えないような素朴な駅であった。
同じ列車に乗っていた同行の人と落ち合い、駅前からタクシーで目的地に向かおうとするが、駅前広場はがらんとしている。
すでにタクシー待ちで並んでいた二人組のビジネスマンによれば、この町にはタクシーが3台しかないのだとか。
しびれを切らして、電話で呼んだところ、なんとか10分後くらいにやってきた。
さて、その約6時間後、用件を済ませて駅に戻ってきたが、上野行きの特急までまだ1時間半ほどある。
駅周辺をぶらぶら歩いたのだが、休むところもなく、駅の待合室でぼんやり。
ところが、待合室には暖房の設備がなく、風邪の病み上がりに浜通りの寒さがしみた。
「もしかしたら、ホームの待合室にストーブが暖房があるかも」
同行の人の提案でホームにやってきたが、やはりなかった。
最後の写真は、我々が乗る特急の前にやってきた、いわき行きの普通列車である。
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