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2009年12月の2件の記事

2009-12-20

函館: 珈琲焙煎工房 函館美鈴 大門店

前回に続いてヒマネタ。というよりも、今年の落ち穂拾いである。
11月に函館に行ったときに立ち寄った喫茶店。美鈴(みすず)コーヒーの大門店だ。

函館美鈴 大門店

函館に来るたびに、ここで1杯のコーヒーを飲むことにしている。
函館駅からすぐ。住所は松風町となっており、店の前を路面電車が走っている。
ふくよかなコーヒーを味わいながら、町歩きの疲れを癒しつつ、路面電車が走るのを眺める。
旅人冥利に尽きるというものだ。

函館美鈴 大門店

いまから数年前だったか、店の前を通りかかったときに、「おや、品のいい喫茶店だ」と思って入ったのが最初である。
あとで知ったのだが、函館美鈴の創業は1932(昭和7)年とのこと。北海道で一番古い老舗の喫茶店なんだそうだ。
今では道内の札幌、旭川、北見、稚内、室蘭だけでなく、青森、秋田や東京にも店があるらしい。

函館美鈴 大門店

大門店は豆の販売がメインとなっているようで、喫茶室のスペースは広くないが、落ち着いた色調で心がなごむ。
もっとも、あまりになごみすぎて、危うく帰りの列車に乗り遅れるところだった。

2009-12-18

ラ・スペーツィアの市場

今回はヒマネタとして、今年の夏のイタリア旅行の写真から。
年末進行の忙しさに加えて、風邪をこじらせてしまったので、なかなか更新できないので、言い訳がわりに。

写真は、リグーリア州の工業・商業都市ラ・スペーツィア(La Spezia)の市場にて。
世界遺産チンクェテッレのベースキャンプとして、近年ホテルも増えている町である。

青果市場

私たちが泊まっていたのは、チンクェテッレとはラ・スペーツィアを挟んで反対側にあるレーリチの町。
レーリチからチンクェテッレに行く船もあるのだが、本数が少ないので、1日目の帰りと2日目の行き帰りはラ・スペーツィアまではバス、そこから鉄道でチンクェテッレに往復した。

ラ・スペーツィアの駅に向かうバスに乗っていると、町の真ん真ん中に大きな市場があるのが見えた。
屋根はついているが、開放的で明るい雰囲気の市場である。
そこで、発作的にパスを下車。乗る列車を1本遅らせて、市場を巡ることにした。
世界遺産よりも市場のほうが、実はおもしろいこともあるのだ。

青果市場

ここは、あらゆる市場が1か所にまとまっているようで、町の人もこれなら便利だろう。
観光客にも楽しい。
最初の2枚の写真は、見ればわかるだろうが青果市場のコーナーである。

よく見るトマトのほかに、見たことのないしわしわの緑がかったトマトがあった。
「これは何?」
買いもしないのに店の人に聞くのもなんだから、ちょうど支払を終えたおばさんに尋ねてみた。
「これもトマト。硬くてあまり好きじゃないわ」だって。

蜂蜜売り場

そして、3枚目の写真は、蜂蜜を売っているお兄さんとおじさん。
ここで私たちは大瓶の蜂蜜を2つ購入。
だが、包んでくれたポリ袋が弱くて、その日に行ったチンクェテッレの村の片隅で、このうちの1瓶を割ってしまうという悲しい事態を招くことになる。

キノコ売り場

そして、これがキノコ(フンギ)を売っている店。
このときは6月だったが、もうポルチーニが売られていた。
中央のやつは1キロで15ユーロ。左側のはゼーリ谷(Valle di ZERI)のフンギ・ポルチーニと書いてあって、1キロ25ユーロ。
ブランドものなんだろう。丹波の松茸といったところだろうか。

チーズ売り場

次は、一見、豆腐売り場みたいだが、実はチーズ。
水に入っているのは、ご存じモッツァレッラである。たぶん。

魚市場

肉の市場ももちろんあったが、日本人にとって楽しいのはやっぱり魚市場のほうである。
この店では、なかなか素敵なお姉さんが、真剣なまなざしで魚を並べていた。
写真の右端にちらりと入っている人である。
日本は料理の盛りつけに気を使うが、この店では店頭の魚の向きや並べ方にかなり凝っていた。
実にセンスよく、バランスもとれている。

まるで、実際の海の中で泳いでいるような感じ。
並べ方一つで、新鮮に見えるんだなと思った。

ムール貝を売る乙女

そして、最後は貝を売る店。
大きなネットに真っ黒なムール貝がどっさり入っている様は、ちょっとなまめかしい。
で、そんな店の売り場に、若い娘がどっかと腰を据えているのもおかしい。
もちろん、このお姉さんは売り物ではない……と思う。たぶん。

目が合ったので、すかさずシャッターを切った私である。
そのあとでニッコリ微笑んで、無礼を詫びたふりをしたのは言うまでもない。

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