サルデーニャのネコ
恒例のイタリアのネコ写真である。
まずは、旅の前半で出会ったサルデーニャ島のネコたち。
「サルデーニャのネコ」と偉そうにタイトルをつけたが、最初の3枚は、すべて北西部の町、ボーザの旧市街で撮ったものである。
めったに車の通らない、旧市街の頂上あたりで、つかの間の晴れ間のもと、のんびりと日向ぼっこをしていた。
3枚目の写真は、そこから少し降りたあたり、やはり旧市街のなかにいたネコである。
同じ地中海に浮かぶ島でも、シチリアのネコはずいぶん人を恐れていたように見えたが、ここサルデーニャのネコたちは人間が近づいても臆することなく、堂々としていた。
最後の1枚は、おまけ。
1990年の旅での写真。サッサリの旧市街をぶらぶらしているとき、窓際にちょこんと座っていた美人ネコ。
「美人ネコ」と書いたが、メスかオスかは確認していない。でも、メスのような気がする。
いまもご存命ならば、かなりのご高齢であろう。
残念ながら、今回はサッサリの旧市街を歩く時間があまりなかったので、ネコに出会うこともなかった。そして、この家がどこにあるのか、あの迷路のような旧市街のなかにあっては定かではない。
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