« どこか心ひかれる旧市街:サッサリ | トップページ | 生貝の思い出:ガッリーポリ »

2008-11-28

憧れのトリニタ・ディ・サッカルジャ

 ツアコンから解放された24日、アルゲーロ空港から昼前の便でローマに向かう妻と義母を送りに行かなければならない。
 当初は、見送りのあとでサルデーニャに残り、各地を点々としようと思っていたが、よく考えると伝統的な文化が残る内陸部は、山も多くて寒そう。スキー場もあるほどだ。

 というわけで、ローマ空港まで2人と同行し、そのあとで暖かそうなプーリア南部を巡ることに旅行直前になって変更した。

サッカルジャ教会

 さて、そんなあわただしい最終日の朝、タクシーで行ってきたのがサッサリ南東の郊外にあるサンティッシマ・トリニタ・ディ・サッカルジャ。通称、サッカルジャ教会である。

 このピサ・ロマネスク様式の魅力的な教会の写真を初めて見たのは、今から30年近く前のこと。なんといっても、その縞模様は強烈な印象となって残っていた。

 しかし、前回の旅行では残念ながら時間がなくてパス。列車の窓から遠くにその姿を拝んだだけであった。

 間近で見たその教会は、期待にたがわぬ立派なもの。朝日を浴びてまさに荘厳であった。しかも、町でもないところにぽつんと建っているのが趣深い。
 残念ながら、季節外れの朝早くだったので、内部に描かれているというフレスコ画を見ることはできなかったが、それでも満足であった。

サッカルジャ教会

 教会の建物にあまり興味のない同行者も感激した様子で、周囲をぐるりと1周して写真を撮っているうちに、あっという間に30分がたってしまった。

 このときのタクシーの運転手は、年のころは60歳。イタリア映画のおじいさん役に出てきそうないい男である。しかも、なかなかのインテリ。

サッカルジャ教会

 サルデーニャでも珍しい姓でレッダというのだが、これは日本でもかつて公開された映画「父 パードレ・パドローネ」の原作者と同じである。ちなみに映画の監督は巨匠タヴィアーニ兄弟であった。
 わかりやすいイタリア語を話してくれるレッダ氏からは、興味深い話をいろいろと聞くことができたのだが、それはまたの機会に。

« どこか心ひかれる旧市街:サッサリ | トップページ | 生貝の思い出:ガッリーポリ »

イタリアの旅 北から南まで」カテゴリの記事

コメント

ヨーコさん、ぜひ内部が見られる季節と時間に行ってみてください。
ここはサッサリの中心からタクシーで20分ほどかかりました。バスで行くのは不可能ではないようですが、下調べがかなり必要と判断しました。場合によっては、かなり歩かなくてはならないようです。

ピサ・ロマネスク様式、窓が無くてたっぷりな壁一面に描かれたフレスコ画、私も機会があれば観たいです。
ロマネスク建築、あまり出会う機会が無いのが残念ですが、この立地建物、いいですよねぇ~。
私は旅の途中で見かけたポストカードの写真から、行き先を急遽変更することがあります。駄菓子さんの紹介文、写真は抜群にそそられますよねぇ。

いいでしょ、いいでしょ! これ!
「トリニタ」でも「サッカルジャ」でもシャレが出なかったことに、ikeさんの思いを感じました。

これは堪りません。
デザインもロケーションも最高。

合掌

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« どこか心ひかれる旧市街:サッサリ | トップページ | 生貝の思い出:ガッリーポリ »