« 高田一丁目あたり | トップページ | 明石海峡・晩夏景色 »

2008-09-25

明石:玉子焼と高速船

 21~23日の飛び石連休は、関西に足を向けることとなった。
 会社員である妻を連れて、いわゆる家庭サービス……かな?
 2週間ほど前に突然決めたもので、1泊目神戸、2泊目京都のホテルは予約したものの、まったく行き当たりばったりの旅である。

 21日は神戸に夕方着。三宮で夜遅くまで大量に飲み食いしたので、22日朝はのんびりと出立。
 神戸はもう何度も訪れているので、明石まで足を伸ばして昼飯にたこ焼きでも食おうということになった。

明石・お好み焼き道場

 
 関西では明石焼き、明石では玉子焼きと呼ばれるその食べ物は、関東のたこ焼きとは違って、だし汁につけて食べる。私は前回の旅行で初体験をしたので、妻にも味わわせてやろうと思い立ったわけだ。

 駅前のディープな路地にある、これまたディープな店で、玉子焼きとお好み焼きを食して、満足した私たち。
 街角に立っている地図を見ると、港までほど近いので、腹ごなしにそこまで歩こうということになった。

 駅前には近代的なビルも立ち並んでいるが、どことなくのんびりとした雰囲気の町である。
 どこを歩いても、たこ料理の店やたこを描いた看板が目に入るのが楽しい。

明石市内

 徒歩で10分たらず。道を突き当たったところに淡路島行き乗り場はあった。
 港湾地帯にやってきたというよりも、街角に港があったという感じ。
 住宅やマンションに囲まれた港というのも風情がある。

淡路島行き高速船

 時刻表を見ると、高速船は約30分おきに出航しており、淡路島の岩屋港まで所要13分とある。
「行くか!」
 こういうときだけは意見が合う。ただし、夜までに京都につかなければならないのだが……。

 しかも、淡路島内での行き先にあてはないし、バス路線も時刻表もわからない。ただ、帰りについては、確か明石大橋経由神戸行きの高速バスがあったはず。
「ダメだったら、またこの船で戻ってくればいいか」ってなわけで、船の切符を買ったわれわれである。


« 高田一丁目あたり | トップページ | 明石海峡・晩夏景色 »

ニッポンぶらぶら歩き(東京、沖縄以外)」カテゴリの記事

コメント

Mizoさん、こんにちは。
お生まれは明石なんですね!
中身がとってもとろりとしているのが印象的でした。
はしでつまむと、中身がちょっとだし汁にこぼれるのですが、そうしてどろどろになった汁をあとでまとめて吸う……という食べ方をしていました (^^;;

アトムズさん、こんにちは
だし汁につけて食べる明石焼(玉子焼)は、最近になって東京にもぽつりぽつりと店ができているようです。入ったことはありませんが。
高速船はジェノバラインという不思議な名前でしたが、確かに昔の播淡汽船のようですね。
たこフェリーも途中ですれ違いました。写真をとってありますので、次の記事で紹介するつもりです。
航路を残すために、アトムズさんもたまには乗ってあげてください。

神戸で育った私も、明石のこの界隈で明石焼きを喰ったのは一回きりです。(生まれは明石なのに・・・・・)
機会があれば、行ってみたい場所です。

 明石焼きは東京にはあまりないのでしょうか。だし汁付けて食べるたこ焼き、美味しいですよね。
 明石は、たこ一色。本四連絡橋休日昼間半額になったので、私も一昨日、アテもなく淡路島に行って来ました。岩屋では噂のたこフェリーを見ました。船の横にでかでかとたこの絵が描かれていて可愛らしいフェリーです。駄菓子さんが乗られた高速船って昔の播但汽船なのですかね?ウチの高校、これに乗って通っている生徒もたくさんいました。たこフェリーはもう少し東側になるのかな?
 本四連絡橋が出来てあまり利用価値はないのかも知れませんが、たこフェリーや宇高国道フェリー(まだあるんですよね?)なくならないで欲しいなと思います。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 高田一丁目あたり | トップページ | 明石海峡・晩夏景色 »

著書

  • 社会人に絶対必要な語彙力が身につく本[ペンネーム](だいわ文庫)
  • 『ようこそシベリア鉄道へ』(天夢人)
  • 『定点写真でめぐる東京と日本の町並み』(青春出版社)
  • 『日本懐かし駅舎大全』(辰巳出版)
  • 『鉄道黄金時代 1970s──ディスカバージャパン・メモリーズ』(日経BP社)
  • 『国鉄風景の30年―写真で比べる昭和と今』(技報堂出版)
  • 『全国フシギ乗り物ツアー』(山海堂)
無料ブログはココログ

.