小さな城砦都市:カステルフランコ・ヴェネト
北イタリアには、せいぜい数百メートル四方という、小さな小さな城砦都市がいくつかある。
このカステルフランコ・ヴェネト(Castelfranco Veneto)もその一つだ。
周囲を堀に囲まれており、現在でも堀にはちゃんと水がはいっている。
だが、地図や航空写真では、おもしろい形をしている町だとわかるのだが、地上から撮ると、何の変哲もない町になってしまうのである。というわけで、グーグルの航空写真を見ていただきたい。
カステルフランコ・ヴェネトの航空写真
ね、おもしろいでしょ。
鉄道駅からは歩いて15分ほど。バスターミナルは、駅とは反対側に歩いて10分ほどである。
バッサーノ・デル・グラッパからは列車、アーゾロからはバスの便がある。

ついでながら、ほかの小さな城砦都市の航空写真も。
パルマノーヴァ(Palmanova)の航空写真
チッタデッラ(Cittadella)の航空写真
というわけで、2008年北東イタリアの旅(総集編)はこれでおしまいです。
ご愛読ありがとうございました。もちろん、ブログは続きます!
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アトムズさん、こんにちは
全体的に南にくらべると食べ物はイマイチでしたが、ちゃんといい店に当たるとおいしいものにめぐりあえますね。
私も、この町は通りすぎただけに等しいので、あまりよくわからないのですが。
投稿: 駄菓子 | 2008-08-19 08:40
ヨーコさん、こんにちは
おお、この町にいらっしゃったんですね。
そんな素敵な絵があるとは知りませんでした。
残念ながら私は、アーゾロ行きのバスがすぐに出るといわれて(その次のバスは2時間後)、ゆっくりと町を見る時間がありませんでした。
チッタデッラも含めて、これも宿題になってしまったか (^^;;
投稿: 駄菓子 | 2008-08-19 08:30
カステルフランコは、サンヴィトーへ行く途中にちょっと大きめの街だと思って、車を停め、昼食を食べた街がカステルフランコだと後で知った街です。なので、何も見てないし、意識もしていなくて残念です。
ここで食べたパニーノが、今までのイタリア旅行の中でも、最もおいしかったと思います。
旅行記、お疲れ様でした。
投稿: アトムズ | 2008-08-17 23:18
CFV(町名が長いので省略)へは、ルネッサンスの画家ジョルジョーネの或る作品目当てに訪問しました。
サーモンピンクの可愛らしい大聖堂内に展示されています。
大聖堂のサーモンピンクと前庭の鮮やかなグリーンの芝生のコントラストが何とも上品で、12月初旬の今にも雨が降り出しそうな天候の中、随分と気持ちが和んだものです。
作品には物凄く感動し、誰も居ないその場所に暫く佇んでいました。
同じ日に、Citta dellaへも立ち寄りました。
たぶんこの町だったと思うのですが、Teatro Academicoが印象深く残っています。
随分と天井が低く作られていて、劇場内のコンパートメントへは少し背を屈めて入りました。(見学のみ)
165cmの人だとつらい劇場だと思いました。
グーグルの航空写真の紹介有難うございます。
懐かしく嬉しかったです。
投稿: ヨーコ | 2008-08-17 13:54