八重洲の路地と猫
東京駅八重洲口から徒歩3分、まだこんな路地がある。
20年くらい前は、日本橋や京橋にも、こうした路地がいくつもあって、飲み屋や小料理屋が軒を連ねていたものだった。道の中央には、かつてどぶが流れていたのだろうか。
なんでも昔がよかったというつもりはないが、どこもかしこも隅から隅まで明るくなって、陰影が乏しくなったのは確かである。
この路地もいつまでこの姿で残るだろうか。数年後には、おしゃれなビルが建っているかもしれない。

その路地で見かけた猫。ちょっと緊張させてしまった。目をまん丸にしている。
まるで梅雨のような今日このごろ、あまり散歩には向いていない日々である。
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風さん、こんにちは。
ちょびっと、ごぶさたしています。
ここ2週間ほど多忙を極めていて、某喫茶店にも顔をほとんど出さない状態です。
でも、たまにブログ更新しますのでコメントしてくださいね。お手柔らかに。
投稿: 駄菓子 | 2008-09-05 02:00
こんばんは。風です。ケータイから入れるじゃん。MIXIから入れないだけでした。これからはちょくちょくお邪魔します。まずはご挨拶まで。
投稿: 風 | 2008-09-04 20:35
なるほど。
まあ、多国籍料理店の味は別として、外側をそのまま残して、中を新しくするというのはイタリアと同じ手法ですね。
ただ、木造家屋を残すというのは、ずいぶん手間と費用がかかるんでしょうね。
投稿: 駄菓子 | 2008-09-02 17:11
そうですよね、京都はまだある方なのかも・・
でも、やっぱり観光都市なので、町屋風が流行なのか
若い人が町屋でお店してるとこが多いのです。
せっかく昭和を味わいたくても、町屋で変な多国籍料理
みたいな店が増えてるのですよ。
だいたいそういう所は、まずい。
自分の料理よりもまずいものにお金出すの嫌でしょ?
昔ながらの京風のおばんざいの店がなかなかないのですよ。
うちの近くの路地は外人も沢山住んでますよ。
投稿: mina | 2008-09-01 13:58
minaさん、こんばんは
意外と東京の中心部には、戦災で焼け残った地域に、昔の雰囲気を残す場所があるんですよね。
そんなところも、少しずつ少なくなってきました。
谷中や雑司ヶ谷あたりは、その最後の牙城かも。
でも、minaさんは京都にお住まいじゃないですか。
こんないい路地はたくさんありそうですが。
投稿: 駄菓子 | 2008-08-30 23:45
東京の真ん中にもこんな所があったのですね。
若い頃は、東京へ買い物に行ったり、大都会大好きだったのに、今ではこういう雰囲気大好きです。
TVで谷中とか見て、行ってみたいなと思ってました。
路地の一杯飲み屋、帰りに猫に残り物をあげて・・
あーーいいなあ
投稿: mina | 2008-08-30 18:48